いざ、コピーライターになろう!と思っても、自分は向いてるのかな…って思うことありますよね。わたしがそうでした(笑)

そこで、コピーライター適性チェックを作ってみました。項目は10個です。まずは、かるい気持ちでやってみましょう。

 

コピーライター適性チェック

① とにかく言葉が好きだ

コピーライターになったら、毎日言葉と向き合います。言葉が好き、活字が好き、とにかく日本語が大好きってぐらいで、ちょうどいいです。

ちなみにわたしは、もう書けないよ~と思ったことはあっても、言葉を嫌いになったことは一度もありません。

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② 相手の気持ちになって考えられる

なんだか、人間としてって感じですが…大事なことです。コピーライターは、言葉で商品の魅力を表現して消費者に届けます。

どんな風に言ったら、興味をもってくれるかな。わたしが消費者だったら、どうだろう。これはちょっと言い過ぎかな、こんなアプローチもあるかな…

などなど、情報を受け取る側の気持ちになって考えることが求められます。

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③ 好きな広告コピーがある

CMでも新聞でも、ポスターでもなんでもいいです。これまでの人生で、印象に残ってるコピーをスラスラっと3本くらいは言えてほしいです。

面接で聞かれることもあります。好きになる、興味を持つことは、上達の第一歩です。

もし、思い浮かばない方は…今から、探しましょう(笑)。ネットで検索すれば、たくさんの広告コピーが見つかります。

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④ 人と話すのが好きだ

商品やサービスの語るべき点やクライアントが本当に言いたいことって、そう簡単には見つかりません。

クライアントはもちろん、一緒に作るデザイナーやディレクターとコミュニケーションをとって、アイデアを練り上げていきます。

人とはまったく話したくない、ずっとデスクに向かって作業をしていたいって人は、ちょっと難しいでしょう。

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⑤ デザインも好きだ

意外かもしれませんが、コピーライターもデザインに関わります。昇格して、クリエイティブディレクターになれば、広告全体を監修します。

自分の書いたコピーがどう表現されて世に出るか、それにまったく興味がないって人は…まぁ、そんな人はいませんよね(笑)

デザイン要素も大切になってくる企画書は、コピーライターが作る場合もあります。

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⑥ いろんなことに興味がある、好奇心が強い

たとえば、「人工知能を取り入れた、まったく新しいSNSサービスができました。このキャッチコピーを考えてください。」って依頼があったとします。

そこで「SNSかぁ、やったことないな…」これでは、つらいですよね。何が新しいのかさえピンと来ないでしょう。

世の中で流行っていることには、とりあえず興味を持ってみる。特にミーハーでなくてもいいですが、これぐらいの好奇心は必要です。

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⑦ 人間が好き

人間っておもしろいな。良いとこばかりじゃないけど、どこか憎めないな。クリエイターには、そんな人間への愛が欠かせません。

商品やサービスを作るのが人なら、それを売るのも人。広告を作るのも人なら、使うのも人ですからね。

かつての上司に「コピーライターの性能は、人間の性能だ」と言われたことがあります。当時はそこまでピンと来ませんでしたが、今ならよくわかります。

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⑧ 誤字をよく見つける

コピーライターは、言葉を扱うプロです。世に出す前の最終チェック(校正・校閲と言います)もコピーライターが行うことが多いです。

正しい日本語を使う、間違った情報を届けない。これはプロとして、最低限求められる姿勢です。

Webなら後から直せますが(本当はダメですが)、印刷物はそうはいきません。何万部と刷った後に誤字が見つかり、徹夜でシールを貼ったなんて話はよくあります。

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⑨ じっくり物事を考えるほうだ

どう表現したら魅力が伝わって、ユーザーを動かすことができるか。それが簡単に思いつくようなら、コピーライターなんて職業は成り立ちません。

膨大な情報をインプットして、競合の商品やサービスのコピーを見て、100案書いてぜんぶダメを喰らって、帰り道・お風呂・寝る前もあれこれ考えて…

思いついてはメモを取り、また100案考えて、やっと足掛かりが見えてくる…そんな仕事です。物事をあまり深く考えたくないって人には、向かないでしょう。

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⑩ コピーライターになりたいと強く思っている

ベタですが、最後はこれです。これが、コピーライターになれるかなれないか、向いているか向いていないかの分かれ目だと思います。

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まとめ

いかがでしたか?5つぐらい当てはまっていれば、適性があると言えます。

いまいま、すべて該当する必要はありません。書くことを仕事にするうちに、後から身に付くことも大いにあります。

 

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