常識やタブーを打ち破ろうとする広告が好きです。社会を良くしよう、時代を動かしてやろうって心意気にワクワクするから。
さて、大人用オムツ・介護オムツでお馴染み「アテント」の新聞広告第2弾。今回は、草彅剛さんからのメッセージです。
ひとりで生きていく、
なんて、言わないでほしい。人生100年時代はいいけど、超高齢化社会と聞くとなんだか大変そう。でも、こうして介護やオムツのこと、オープンに話していけたらいいな。草彅さんといっしょに #常識をはきかえよう #アテント #草彅剛 #新聞広告 https://t.co/mCMZ0LK5Ht pic.twitter.com/5b3xB9IhzC
— ことばと広告 (@kotobatoad) August 21, 2020
ああ、いいですね。キャッチコピーは「ひとりで生きていく、なんて、言わないでほしい。」やさしい語り口が、いかにも草彅さんらしい。
草彅さんだって人間だもの。老いを避けては通れないし、親の介護の問題もやってくる。なんと、オムツ(いやパンツ)を穿かれての撮影だそうです。
誠実で、高齢者や障害のある方など、弱い立場の人にもやさしく接するイメージのある草彅さん。ぴったりのキャスティングじゃないでしょうか。
下記は、アテント公式アカウントの投稿です。
今朝の新聞の草彅剛さんからのメッセージ、読んでもらえましたか?今日の24時間テレビでもCM公開します!想いに共感して13タイプも一緒に作ってくれました。介護やオムツや高齢化社会のこと、あなたともっと話せたらなあ。 #常識をはきかえようhttps://t.co/HTl3oLrCqn pic.twitter.com/495Zq6EHa4
— アテント@もっといいパンツになる (@attento_elleair) August 21, 2020
はい、メッセージ受け取りました。読みました。今のことろ、介護やオムツに縁がないけど、今回の一連のアテントさんの取り組み、応援してます。
あ、今日の24時間テレビでCMもオンエアですか。ちょっとだけ、覗いてみると…
うん、やっぱりイメージ通り。片意地張らない、やわらかい感じが「みんなで話して、いっしょに考えていこうよ」ってスタンスにぴったり。
好きな人には頼ってほしい、でも好きな人には頼りたくない。赤ちゃんが穿いてたらかわいいのに、大人だとそう思わないのは、なぜ?思わず、うんうんと頷きたくなるセリフの数々。
よく見ると各CMの最後、ロゴ上のメッセージがぜんぶ違うんですね。「もっと本音のパンツになる」「相棒みたいなパンツになる」「かくさないパンツになる」どれもいいなあ。
あらあら、オムツ(いやパンツ)を穿いたまま、お尻フリフリしだした草彅さん。
「#常識をはきかえよう」のハッシュタグもいい。
この週末は、思うことつぶやいてみませんか。オムツや介護のこと、もっとオープンに話していく。それが、超高齢化社会に向けての議論を少しずつ前に進めるから。
ひとりで生きていく、
なんて、言わないでほしい。新聞広告はもちろん、CMもよかった。草彅さんのやさしい語り口もあって、重苦しくない、肩の力の抜けたメッセージ。人間はみんな一人だけど、一人では生きていけないから。#常識をはきかえよう #アテント #草彅剛 https://t.co/UQt8NNZmBz
— ことばと広告 (@kotobatoad) August 22, 2020