昨日、Twitterのタイムラインを賑わした広告。けっこうバズってたんで、見た方も多いはず。奈良新聞、「クリーニング モリ」の全面広告です↓
本日、奈良新聞に掲載の全面広告「クリーニング モリ」。
奈良でクリーニング事業を展開する企業です。#クリーニングモリ pic.twitter.com/CQmumr6YxP
— 奈良新聞社・公式アカウント (@nara_np) November 8, 2019
鮮やかですよね。なんもない真っ白な誌面に「広告も真っ白じゃないと落ちつきませんでした」のコピー。クリーニング屋さんですから。
SNS全盛の時代、パシャッと撮られて、拡散されることを狙ったというのはその通りでしょう。地方紙とはいえ、全15段の掲載料金は安くはありません。でも、十分な広告効果があったのでは。
この広告のすごいところはまだあって。下記は、制作したクリエイティブディレクター/コピーライター西島知宏さんのツイート↓
昨日ツイッターで沢山の方に話題にして頂いた #クリーニングモリ の新聞広告を企画・制作しました。実は4日間に渡った4点シリーズ。新しい広告表現こそが新聞を元気にすると思っているので、今後もツイッターの皆さんにツッコミを入れてもらえるようなものを作って行きたいと思っています。マジメか! pic.twitter.com/XtJ6k33qK3
— 西島知宏|クリエーティブディレクター (@t_nishijima) November 9, 2019
なんとシリーズ広告だったんです。
しかも、先の3日間の広告にはコピーさえ入ってない。これはすごいです。これまでも、誌面が白い広告は見たことありますが、ここまで振り切ったのは記憶にない。
下手すると、「あれ、ここ印刷ミスかいな」と思われかねません。でもそこは堪えて、振って、振って、振っての全面広告ドン。
だんだん掲載枠も大きくなってるんですね。笑いでもなんでもそうですけど、“フリが大きい”って怖いんです。期待値だけ上がって、なんも起こんないんかもしれないから。
クリエイターと広告主の思い切りに拍手です。
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