昨日、Twitterのタイムラインを賑わした広告。けっこうバズってたんで、見た方も多いはず。奈良新聞、「クリーニング モリ」の全面広告です↓

 

 

鮮やかですよね。なんもない真っ白な誌面に「広告も真っ白じゃないと落ちつきませんでした」のコピー。クリーニング屋さんですから。

SNS全盛の時代、パシャッと撮られて、拡散されることを狙ったというのはその通りでしょう。地方紙とはいえ、全15段の掲載料金は安くはありません。でも、十分な広告効果があったのでは。

 

この広告のすごいところはまだあって。下記は、制作したクリエイティブディレクター/コピーライター西島知宏さんのツイート↓

 

なんとシリーズ広告だったんです。

しかも、先の3日間の広告にはコピーさえ入ってない。これはすごいです。これまでも、誌面が白い広告は見たことありますが、ここまで振り切ったのは記憶にない。

下手すると、「あれ、ここ印刷ミスかいな」と思われかねません。でもそこは堪えて、振って、振って、振っての全面広告ドン。

 

だんだん掲載枠も大きくなってるんですね。笑いでもなんでもそうですけど、“フリが大きい”って怖いんです。期待値だけ上がって、なんも起こんないんかもしれないから。

クリエイターと広告主の思い切りに拍手です。

 

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