今日紹介するのは、カロリーメイトのCM/Webムービー「2020年、夏、部活。」
もう、タイトルがすべてを物語ってますね。コロナの影響で、目指してきた大会がなくなった高校生たちのストーリー。やり場のない思いを、彼らは―
なんだか、グッときました。嘘のない、限りなく生の声に近い言葉がそこに並んでいたから。
「なんで自分たちの代がこんなことになるんだろ。」「リモートミーティングで、みんなの顔を見た時に涙が出てきて、あぁ悔しかったんだなと思いました。」
「何のために部活頑張ってきたんだろう。」3年生はそうですよね、集大成の大会に参加できない。そもそも大会が開催されないって、どれほどの悔しさなんだろう。
カロリーメイト×部活 って聞くと、どうしても体育会系を思い浮かべるけど、吹奏楽やほかの文化系だって、きっと汗かいて練習してきたのは同じ。
CMに力があるんでしょう。集合して、はしゃいでる写真を見てると、彼らが部活に投じてきた時間に、きっちりとピリオドを付けさせてあげたい。そう思います。
キャッチコピーは「すべての努力のそばに。」カロリーメイト。
カロリーメイトCM「2020年、夏、部活。」
CMを観なければ、きっと高校三年生の気持ちなんて想像できなかった。知ろうともしなかった。世代を超えて、地域を越えて、人と人との気持ちをつなぐとき、広告は邪魔ものなんかじゃない。#カロリーメイト #すべての努力のそばに https://t.co/w1JlGvwz1s
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 17, 2020
たぶん、当事者じゃないとほんとの気持ちなんてわからない。どんな事実を並べても、どれだけ言葉を尽くしても。
でも、今回のようにCMを通して、彼らの気持ちを想像することはできる。広告にはそんな役割もあるのかもしれません。
2020年、夏、部活。#すべての努力のそばに #カロリーメイト https://t.co/kAk4V0x5Gb pic.twitter.com/XFp7tw3pfK
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 17, 2020