大学入学共通テスト、おわりましたね。また、再来週もあるのかな。まだつづく方、今回は調子が悪くて追試を受けるって方、悔いの残らないようがんばって。
さて、昨日の朝日新聞「問題と正解」のあいだに、こんなカロリーメイトの全面広告が掲載されました。
いいですね。生徒役に加藤清史郎さん(元こども店長)、教師役にお笑いトリオ東京03の飯塚悟志さん。
キャッチコピーは「見えないものと闘った一年は、見えないものに支えられた一年だと思う。」一見普通の授業風景に見えますが、これオンライン授業なんですね。
受験というと、どうしても生徒にフォーカスが当たりますが(それでいいんですが)、先生もこの一年は相当大変だったはず。
慣れないオンライン授業、学校行事の見直し、部活の顧問だって判断に迷うことの連続だったでしょう。それが伝わってくるのが、同メッセ―ジのCM↓
うまくいかない時に、
それでも続ける努力を
底力っていうんだよ。pic.twitter.com/Db9BudGtLS— ことばと広告 (@kotobatoad) November 19, 2020
窓の外には満開の桜、誰もいない空っぽの教室。最後の大会がなくなった部員に、どんな言葉をかけてあげればよかったんでしょう。
「きついすね」「そうだな」「やれることやるしかないっすよね」「だな」なにげない言葉のやり取りが胸に迫ります。
曲は森山直太朗さんの『さくら(独唱)』、カロリーメイトのパッケージと缶が支えあう、ラストカットも印象的です。
「うまくいかない時に、それでも続ける努力を底力っていうんだよ。」飯塚さん、いいこと言うなぁ。今こそ、見せてやれ、底力。