今日は、ここ数日ネットというかツイッター上(?)を賑わせているキャッチコピーについてです。

一時期トレンドにも上がってましたし、山手線もジャックしたので、見たよって方も多いんじゃないでしょうか。そう、クラウドファンディング「CAMPFIRE」の広告です。

 

家入さんも、最後までメッセージに悩んでいた

  • 大人の事情を理由に夢を諦めてはいけない。
  • ES落ちを理由に夢を諦めてはいけない。
  • “ママだから”を理由に夢を諦めてはいけない。

「夢を諦めてはいけない。」のコピーを誰が書いたのかはわかりませんが、最終的に決めたのは、CAMPFIRE代表取締役の家入一真さんです。

 

下記の記事でも、けっこうな逡巡があったと書かれています。

 

正直いうと、最後の最後まで出すのを悩んでいた部分もありました。(中略)

今回のコピーに限らずですが、新しいサービスやメッセージを出すときには、必ず何かしらの軋轢はあります。自分たちのやっていることは正しいのか。社員を含めて僕も、常に自問自答しています。

「ちょっと言葉が強いかな。そこそこ反発はあるだろうな…」みたいなことは、何度もミーティングで話し合われたんでしょう。コトバの強度の調節もあったかもしれません。

 

わたしも正直、一瞬「うっ」と思いました。電車に乗ってたわけじゃないですが、車両にいることを想像すると、このジャックはきついんじゃないかな…と。

 

まぁ、自由があるよなと思ったってことです。

広告とはある意味で話題をつくることですから(≒広く告げる)、賛否も何もありません。このコピーだからこそ、ここまで広がり、多くの人に届いたんですから。

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「ふるえながら、いつも前に進む」と書いた、岩崎俊一さん

で、わたしが思い出したのが、コピーライター 岩崎俊一さんの言葉。「ふるえながら、いつも前に進む」です。

 

著書のサイン本の添え書きに書かれたというその言葉は、折に触れてわたしに勇気をくれます(岩崎俊一さんは、2014年に他界されています)。

コピーライターだって、いつも自信満々で言葉を世に出してるわけじゃありません。これでいけるかな、いけるよな(みんなもいけるって言ってるし)。

 

考えに考え、迷いに迷った末に、エイヤッっと出すことだってあります。どこかで決めなきゃいけないから。プロとして、腹を括らないといけないから。

そして、一度放った弾丸は、決して戻ることはありません。だから、書くには覚悟がいるんです。

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まとめ

というわけで、「夢を諦めてはいけない。」CAMPFIREの広告に、あるコピーライターの言葉を思い出すでした。

今回の広告。仕掛け人はGOの三浦崇宏さんです。第一弾ではタグラインの「夢見る人を、はじめる人に。」CAMPFIREが、次はどんなメッセージでくるのか楽しみですね。

わたし最近思うんです。コトバで何か仕掛けようとする人が好きだなって。だって、コトバの力を信じてるってことだから。ちょっと臭いですね。ではまた。

 

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