「吾輩は猫である 名前をくれるのか?」
最近Twitterを賑わせている猫の譲渡会のポスター、そこに書かれたキャッチコピーです。元ツイートはもう一週間も前のようですね。
ほんといいコピー。文字だけで、猫の気持ちを思って泣けてくる。漫画や動画じゃなくても、こんなに刺さる表現はできるんだ。保護猫のサイト見てると「あと◯日」って書いてあるの。それは、命の期限なの。あんな切ないことはない。このコピーと広告で、名前をもらえる猫が一匹でも増えますように🐈 https://t.co/K1JdkxcK3F
— ことばと広告社 (@kotobatoad) December 12, 2019
もう乗っかって書いた通りですが、いいコピーです。シンプルなビジュアルとのマッチも抜群。やっぱりいいコピーって見た瞬間に、ブワッと想像が膨らみます。
こまかく言うと、お願いとか、説教臭くないところが、支持されてる理由だと思うんです。「~くれるのか?」は、猫の気持ちですからね。
しかも、ほんとのところは誰もわからない。直接聞いたわけじゃないから。そこがまた見る者の想像を掻き立てるわけですが、この際そんな技巧的なことはいいです。
名前も付けてもらえずに(もとは名前があった子もたくさんいるはずなのに…)、命の期限が迫っていく。いま書いてても、たまんないです。
こんな記事も読まれています