「相手は自分の話を一生懸命聞いてくれる」という幻想を捨てよう

 

仕事で、プレゼンすることってありますよね。数分のスピーチでもいいです。

そんなシーンをたくさん見てきましたが、時々こう感じることがあります。「あぁ、この人はみんな自分に興味があって、一生懸命聞いてくれると信じてるんだなぁ」と。

今日は、それは幻想だよって話です。具体的な例を挙げましょう。

  1. いろんな話を詰め込んでしまう。
  2. 大事な箇所なのに、一回しか言わない。
  3. 誰も興味がないことを延々と話す。

 

①は陥りがちな罠です。「人はたくさんのものを持って帰れる」と信じているんです。これも「人は自分の話に興味がある」という思い込みによる弊害です。

人が一つの話から持って帰れる(=腹落ちして、自分のものにできる)のは、せいぜい一つか二つです。本当に大事なことに焦点を絞りましょう。

 

②は盲点ですね。大事なポイントなのに(本人もそう思っているのに)、さらっと流してしまう。プレゼンは芸術作品じゃありません、遠慮は美徳じゃありません。

大事な箇所、ここはどうしても伝えたいって箇所は何度も繰り返しましょう。わたしなら、冒頭と本題、そして締めと三度は伝えます。だって、伝えることが目的だから。

 

③は最悪です(でも、一番起こりがちです)。聞き手の感情を想像してないんですね。校長先生の話や結婚式の親戚のスピーチを思い浮かべてみましょう。

それは本当に数名~数十名が貴重な時間を割いて、今聞かなきゃいけないことですか?それとも、あとで資料をメールで回せば済むことですか?

 

スピードとジャッジが命のビジネスの世界で、「この人の話は、聞くに値しない」と思われることは致命的です。何度も続くと、ほんとに外されちゃいますよ。

「人は自分には興味がない。だから、聞いてもらえるように工夫しなくてはいけない。」伝わるか伝わらないかは、受ける側ではなく発する側の責任である。

これを肝に銘じましょう。これは広告の本質につながる話です。

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