はじまりましたね、ワールドカップ(ちょっとだけ、テンション上がってきました)。

そこで、今日は強化試合か何かで流れていたCMのご紹介です。何はともあれ、観てみてください。できれば、音声をONにして。

 

 

いいですよね。例のauの三太郎シリーズのキャストが総出演です。

誰もが一度は聞いたことある「おー、おー」というあの応援歌(?)。『アイーダ』って言うんですね。ジュゼッペ・ヴェルディが作曲を手掛けたオペラで、該当箇所は『凱旋行進曲』だそうです。

 

アイーダのメロディもさることながら、このCMがグッとくるのは、お馴染みのおちゃらけCMのメンバーが、本人として(正確には本人役ですが)登場する点にあります。

一種のギャップですね。一人ひとりは、活躍してる俳優さんやモデルさんなんで、auのCM以外でもよく見かけます。当然その時は、別の役を演じています。

でも、このメンバーが次々と出てくると「あ、松田翔太だ。あれ、浦ちゃんだ。金ちゃんもいる。あぁ、あのauの昔話のメンバーだ」となります。

 

この一連の構造が、一体感を醸し出して、「今はただ一人の日本人として、みんなで日本代表を応援しようぜ(もちろん、auも応援してるぜ)」ってメッセージになるわけです。

いい企画ですね。ちなみに最初にカラスが登場するのは、サッカー日本代表のシンボルマークに八咫烏(やたがらす)が用いられているからです。

日本神話に登場するカラスで、三本足とされています。それを踏まえたうえで、もう一度CMを観てみると…にくい演出です。