政治家のワンワードに学ぶ、耳目を集めるコピーライティング

 

トランプ大統領が「宇宙軍」を創設するそうです。すごいですね、政策の是非や難しいことはさておき、「おっ!?」となります。

先日の米朝首脳会談でも、事前に「最初の1分で本気かどうかがわかる」とメッセージを発信していました。この辺り、さすがは一流の経営者だなと感じます。

 

政治家の大切な役割として、「わかりやすい言葉で、メッセージを発信する」というのがあります。

古くはジョン・F・ケネディ大統領の「10年以内に、人類を月に送り込む」。人類史上初めての月面着陸を目指したアポロ計画におけるメッセージです。

1961年のものですが、7年後には実際に月面着陸を成功させています。少し無謀とも思えたプロジェクトを、ワンワードで実現へと導いた「一行の国家戦略」と言われています。

下記の本で、もう少し詳しく書かれています。興味のある方は、どうぞ。

 

アメリカだけではありません。日本にだって、かつて国民の心をつかんだワンワードがありました。「所得倍増計画」を打ち出した池田勇人、「日本列島改造論」を唱えた田中角栄(どちらも元首相)。

近年では、「自民党をぶっ壊す」「聖域なき構造改革」の小泉純一郎元首相が記憶に新しいところです。政策としては「郵政民営化」と、わかりやりいワンワードを打ち出しました。

 

ワンワードで国民を煽るような政治手法は、賛否があるところでしょう。でも、大衆の耳目を集めるのにワンワードほど強いものはありません。

大衆は「ちゃんと言い得てる」「心をつかんでくれる」強い言葉を求めています。これは、コピーライティングはもちろん、広告制作やプロジェクトのコンセプトメイクも同じです。

コピーライターはわかりやすい言葉で、「つまりこういうこと」というワンワードを提示しましょう。クリエイティブの現場で欠かせない存在になるはずですよ。

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