いや、「悔しい敗戦」です。試合終了から3時間、この一言に尽きます。ちょっと言葉が見つかりませんが、4年後に振り返って読むためにも、いま書いておきましょう。

西野監督の言う通り、勝負は「ほんのわずかな差」でした。でも「何か足りなかった」ものがあるんでしょう。

「世界の壁」と言ってしまえばそれまでですが、ちゃんと「言語化」して、何が足りなかったのかを振り返って、4年後につなげなければいけません。

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…ちょっと文字にしたら、心底悔しさがこみ上げてきました。「勝てた試合」でした。本物のジャイアントキリング(番狂わせ、大物食い)が見たかった。

圧倒的な下馬評の低さをひっくり返して、決勝トーナメントへ勝ち進んだ日本。だからこそ、史上初のベスト8に進んで、ブラジルと戦う日本が見たかった。

 

原口選手の「もっとこのチームで前に進みたかった」という言葉にグッときました。長友選手の「自分たちのすべてを出したんで悔いはない」という、清々しい表情も印象的です。

ダメだ、上手くまとまりません。悔しすぎる。試合直後のインタビューで自分の気持ちを言葉にできる選手は、それそのものが訓練の賜物なんですね。

拮抗した試合で、勝敗を分けるのはいつもほんのわずかな差です。転職や競合コンペ、いいコピーが出るか出ないかの瀬戸際も同じです。

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ベタなことを言いますが、すでに4年後に向けた時計は動き出しています。前を向くしかありません(もちろん、世界のベスト16は十分称賛に値する、胸を張れる結果です)。

本番一カ月前の監督解任劇というドタバタからの一連をしっかり振り返って、次の4年間をどう使って、2022年のカタール大会を迎えるのか。

4年後に、今日見れなかった新しい景色を見せてくれ!ニッポン。本当にワクワクする2週間、ドキドキするゲームをありがとう。ベストゲームでした。

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