コミュニケーション…苦手って人、多いかもしれませんね。そういうのが苦手だから、書く仕事に就きたいんだと。気持ちは、わかります(笑)

今日は、コピーライターに求められるコミュニケーション能力とはどんなものか、考えてみましょう。

 

そもそも、コミュ力は必要か?

そもそもコミュニケーション能力が必要なのか?書く仕事なのに…ですね。結論から言えば、コミュニケーション能力は必要です。それも、そこそこ求められます。

なぜか?それは、コピーライターの仕事の半分は、人と話すことだからです。

 

ちょっと意外ですよね。わたしもなる前は、もっとデスクで書いている時間のほうが長いと思っていました。

でも実際は、クライアントとのオリエンやプレゼン、ディレクターとのすり合わせ、デザイナーとの打ち合わせ。この連続です。これに、取材やロケが加わり、デスクでPCに向かって書いているのは、1日の半分以下でしょうね。

なので、下記の記事でも書きましたが、人と話したくないって方はちょっとしんどいと思います。

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求められるのは、普通に会話できる力

でも、安心してください。コピーライターに必要なのは、普通に会話する力です。決して、調子を合わせるとか、ノリがいいとかそういうことではありません。

 

それよりも大事なのは普通の会話。いわゆる、会話のキャッチボールができるかです。

そんなレベルでいいの?と思うかもしれませんが、案外できていない人が多いです。面接でも、半分ぐらいはこれで落とされていると思います。

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普通に会話ができなくても、家族や友達なら、ちょっとぐらいのことは許されます。「あー、この人はこういう人だから」で済むでしょう。日頃、そんな大事な話をするわけじゃないですからね。

でも、ビジネスの世界では通用しません。しかも、コピーライターは、言葉によるコミュニケーションのプロですからね。

相手の話にしっかり耳を傾けましょう。自分の考えが相手にわかるように話しましょう。

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そして、これがもっとも難しいのすが、ビジネスでは話を積み上げていくことが求められます。

「なるほど」とか、「確かにそうだな」とか、「じゃ、こうしていこうか」とか、お互いの考えをすり合わせて、積み上げていきます。

基本的に打ち合わせって、何かを決めて、前へ進めていくってことですからね。中身のない話のラリーでは、意味がありません。

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そのうち、自分のものになっていく

どうですか?コピーライターに求められるコミュニケーション能力。

ちょっと、ハードル高く感じるでしょうか。社会人経験がない方だと、いまいちピンと来ないかもしれませんね。

 

でも、大丈夫です。普通の会話ができるという基礎があれば、後のことは、仕事をしていくうちに身に付いていきます。

他の職業でもそうですが、経験を積んで、学習すれば、だいたいの能力は補完されます。でないと、その仕事をやっていけませんからね。強制的に身に付くってことだと思います。

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まとめ

コピーライターに必要なコミュニケーション能力は、特別なものではなく、普通に会話できる力だというお話でした。

この能力、もちろんビジネスだけじゃなく、普段の生活でも使えます。人と話すことが、よりおもしろくなると思いますよ。ポイントは、謙虚な気持ちと相手の話にしっかり耳を傾けることです。

 

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