「コピーライターになる!」きっと多くの方が、そんな思いでこのページを見てもらっているでしょう。

その気持ちは、とても大事です。ですが、もしあなたが一流を目指すなら、なってからのことを少しだけ見据えておきましょう。

 

本気でなろうと思えば、なれる

コピーライターというと、何か特別な才能が必要だと思うかもしれません。でも、そんなことはありません。実際わたしは、ごく普通の人間です。

あなたがまだ20代で、本気でなりたいと思い、準備を整えて行動すれば、かなり高い確率でなれます。30代でも、取り組み方次第で十分に道は開けます。

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準備とは、コピーライターとしての考え方を養うことです。そして、応募する前には会社についてよく調べて、志望動機や自己PRを練り上げましょう。

もちろん、面接対策も必要です。ライバルと差を付けるためには、ポートフォリオ(作品集)の作成もとても有効です。

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限界まで努力して、プロになれなかった人を僕は知らない。

by イチロー

これは、イチロー選手の言葉です。日本のプロ野球選手は、約900人。コピーライターの正確な人数は把握できませんが、おそらく10倍以上の1万人は超えるでしょう。

正直、限界まで努力しなくてもなれます。もし、今すぐコピーライターが難しくても、アシスタントやライターから目指せば、書く経験を積めます。

経験を積めば、応募のチャンスが広がります。「コピーライターになる!」という気持ちを失くさない限り、あなたが広告コピーを書く日はやってきます。

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続けていくことに、価値がある

こう書くと、続けていくのが難しいように思うかもしれませんが、そうではありません。余程のことがない限り、戦力外通告を受けることはありません。

私のまわりを見ても、クリエイティブディレクターになった、独立したという話は聞きますが、途中でコピーライターを辞めたという話は聞きません。

どんな仕事もそうですが、何年と続けることでしかわからないことがあります。2〜3年で本当のおもしろさや難しさ、奥深さはわかりません。

 

NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」をよく観ますが、多くの一流と称されるプロの方が、若い時期には芽が出ずに挫折を経験しています。

そのとき諦めていたら、今はなかったということです。みなさんも、コピーライターになって駆け出しの頃は、上手くいかないことの連続でしょう。

当たり前ですが、一気にレベルアップはしません。コピーライティングは専門的な技術ですから、毎日コツコツと努力して、磨き上げるしかありません。

 

小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。

by イチロー

 

まとめ

本気でなろうと思えばコピーライターになれる、続けていくことにこそ価値があるという話でした。

「コピーライターになる!」という情熱は大切です。それは、何にも勝ることがあります。ですが、なることがゴールになると志は低くなります。そこはまだ、スタート地点です。

 

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