もう、「クリアド」で通じるでしょうか。奈良新聞の新聞広告コンペ。
昨日、第一回の最終審査が行われました。CDの西島知宏さんと「読みたいことを、書けばいい。」の田中泰延さんによる、Youtubeライブ配信。まだ見てない方は、下記ツイートのリンクからどうぞ。
ほんと、おもしろかった。一枚の絵、一行のコピー。世の中を見る視点、視座の高さ、ジャーナリズム。新聞広告には、アドの醍醐味が詰まってる。見逃した方もぜひ、まだしばらく観れるはず。
奈良新聞「クリエイティブ・アド」最終審査、テーマは「高校野球」https://t.co/YwZiZFeWiO#クリアド https://t.co/r7QfhOcdGg
— ことばと広告 (@kotobatoad) June 26, 2020
ノミネート作品も粒揃いでおもしろく、お二人の解説もよかったなぁ。田中泰延さんはツイッターとは、またぜんぜん違うイメージで、ギャップ萌えしました。
そして、グランプリに選ばれた広告がこちら↓
クリエイティブ・アド。田中泰延さんとの第一回公開審査の結果、グランプリに選ばれた広告がこちら。課題は「高校野球について改めて考えるきっかけになる広告」。こちらの広告は7月に実際に奈良新聞にカラーの全面広告として掲載されます。
社会性と発見、裏切りのある素晴らしい広告。#クリアド pic.twitter.com/dWeYycAfw6
— 西島知宏|クリエイティブディレクター (@t_nishijima) June 27, 2020
いいですよね。たぶん、みんなが(どうやらテーマを出された西島さんも)「高校野球 = 男子高生」と思っていたところへのカウンター。
社会性、時代性、メッセージ性、どれをとっても鮮やか一本。審査員はお二人でしたが、視聴者やツイッターのコメントを見てても満場一致って感じでした。
キャッチコピーは「高校野球中止と聞いて 坊主頭の男の子を思い浮かべた自分がいた。」押さえのコピーで「1997年から続く全国高等学校女子硬式野球選手権大会も、本年度は中止となりました。」
悔しい思いをしたのは、男の子だけじゃない。
プランナー/コピーライターは家泉洋平さん、プランナー/アートディレクターは中山桃歌さん。実際の紙面での掲載が楽しみですね(ほぼ、そのままなのかな)。
さて、次回は「終戦記念日に載せるべき啓発広告」ゲスト審査員はGOの三浦崇宏さん。当然掲載は8月15日。いや、ちょっとこれ楽しみすぎるでしょ。