「あのとき動き出していれば、今頃は…」誰しも、一度や二度はそんな思いをしたことがあるでしょう。

「急がば回れ」という言葉もあるように、本当にコピーライターになりたければ、少し回り道かな?と思うような道を行くのもありです。

 

半年や一年、急がば回れ

今すぐコピーライターになって、コピーを書きたい!おもしろい広告を作りたい!という気持ちはよくわかります。わたしも25歳の頃、まったく同じ気持ちでした。

ですが、タイミングによっては、近くに未経験歓迎の求人が見つからないこともあります。見つかっても、他のたくさんの応募者と戦って勝ち抜かなければいけません。

もちろん、考え得る限りの準備をして望むべきですが(そうすることで、かなり確率を上げられます)、採用されるのは大抵の場合一人です。

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ここで諦めずに、未経験歓迎のコピーライター求人を探し続けるのもありです。一般的に抱かれているイメージよりも、未経験者が応募できる求人はあります。

しかし、それで数ヶ月経過してしまうのはもったいないです。不採用が続くと、自分を否定されたような気持ちになり、モチベーションが下がることもあるでしょう。

そうなる前に、アシスタントやライターも選択肢に入れるべきです。業界に入る前に、あれこれと考えるよりも、はるかに得るものがあるはずです。

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どんな状況でも、コピーは書ける

それぐらい、まず業界に飛び込んでみる、書くことを仕事にするという経験は大きいです。わたしも、アシスタントから潜り込みました。

何年もアシスタントをやるわけじゃありません。多くの場合が、一年程度です。わたしも、ちょうど一年でコピーライターに昇格しました。

しかも、1年間まったくコピーを書かないわけではありません。先輩についてコピーを書かせてもらいました。言わば、お給料をもらいながら勉強できたわけです。

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ライターなら、すぐに書くことを仕事にできます。会社にもよりますが、半分くらいコピーライターに近い仕事ができる場合もあるでしょう。

勤めながら、引き続きコピーライターの求人を探せばいいです。ライターもコピーライターも、書いて稼ぐという点では同じ、次の応募で有利に働きます。

今すぐ広告コピーを書きたい気持ちを抑えて、戦略的に段階を踏むことも大事です。コピーを書きたければ、アマチュアでも応募できる賞は結構あります。

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まとめ

「急がば回れ」で、コピーライターの前にワンステップを挟むのはあり。どんな状況でも、コピーは書けるという話でした。

長いクリエイター人生から見れば、半年や一年なんて、あっと言う間です。

あなたが今、別の職種の正社員なら慎重になるべきですが、そうでないならまず業界に飛び込むことを視野に入れましょう。

 

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