コピーライターの求人を探していると、「ライターなら、結構あるんだけどな…」ということ、ありますよね。

コピーライターとライター、いったいどう違うんでしょうか?

 

広告に関わるのは、コピーライター

ものすごくざっくりまとめてみました(笑)。でも、この定義はわりと正しいと思います。

CM/新聞/ポスターなど、いわゆる広告宣伝(業界では、アドと呼ばれたりします)の仕事をするのはコピーライターです。

 

キャッチコピー(一番大きな文字で書かれている、短い文章)やボディコピー(キャッチコピーの次に来る、長めの文章)を書いて、商品やサービスのネーミングを行います。

ときには、コーポレートメッセージといった、企業の普遍的なメッセージも考えます。

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コンセプトを考えるのもコピーライターです。コンセプトは、企画やプロモーションがどういったものなのか、端的にまとめた言葉です。

このコンセプトがあることで、企画や制作物がぶれずに、一本芯の通ったものになります。言葉の力で、企画やクリエイティブを引っ張るのが、コピーライターだと言えます。

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雑誌やWebの記事を書くのはライター

雑誌やWebサイトなど、読んで役に立つ、あるいは楽しめる文章を書くのがライターです。

このページもそうですね。いま、わたしはライターとして書いています。かつて、編集やライティングの仕事もしましたが、あの時もライターだったということです。

 

取材やインタビューをして、記事を書くのも一般的にはライターの仕事です。比較的長い文章で、いわゆる読み物を書くのがライターだと言えるでしょう。

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実際のところ、線引きはあいまい

と、ここまで整理してみましたが、実際のところその境界線はあいまいです(笑)

コピーライターが取材をして、記事を書くこともあります。ライターが特集名や記事タイトルを考えるときは、コピーライターに近いと言えるでしょう。

 

コピーライターとライター、どちらも言葉でメッセージを届けるという点では同じです。ただ、担っている役割が違うということです。

あなたが広告を作りたいのなら、コピーライターを目指しましょう。

コピーライターは、クリエイティブの企画段階から関わることがほとんどです。ビジュアルと連動したクリエイティブのおもしろさを味わえます。

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企画から関わるということは、プレゼンテーション(クライアントへの説明/提案)もするということです。ライターが記事のプレゼンをすることはありません。

そして、何年何十年と残り続ける仕事ができるのも、コピーライターの醍醐味です。もちろん、真摯に言葉に向き合うことが求められます。

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まとめ

いかがでしたか?なんとなく、違いがわかったでしょうか。

広告で、短めの文章で消費者を引き付けるのがコピーライター。雑誌やWebで、長めの文章で読者を引き込むのがライター。そんなイメージで、つかんでもらえればOKです。

 

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