新春特別ドラマ『都庁爆破!』が、ツッコミどころ満載だと話題になってましたね。「『シン・ゴジラ』の捨てた無駄をすべて詰め込んだドラマ」というコメントもありました(笑)

おおむね、わたしも同意見です。30年前、あるいは小学生なら楽しんで観られたかもしれませんが、もう2018年ですからね。視聴者の目も肥えています。

作り手も狙っているんでしょう。ただ、都庁が崩れるとき、ジョン・レノンの『imagine』が流れたのには驚きました。これも選曲した人がいて、誰かがOKしたってことですからね。

さて、そんなこともあってか、思い出したのが『24 -TWENTY FOUR-』。言わずと知れた、大ヒット海外ドラマです。タイムリーさの欠片もありませんが、今日はこんな話題です。

 

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圧倒的なリアルさに興奮した『24』

『24 -TWENTY FOUR-』は2018年現在、シーズン10まで製作されています。シーズン1は2001年放送なので、もう17年前ですか。

知らない方のために簡単に説明すると、キーファー・サザーランド扮するジャック・バウワーが、テロを阻止するために24時間ぶっ通しで戦うストーリーです。

物語がリアルタイムで進行する(ほんとに24時間、まる1日のできごとを追う)ことが話題になり、「続きが気になって仕方ない」と大ブームになりました。

「1日のうちに、そんないろんなこと起こるかよ!」「親友みたいに接してるけど、10時間くらい前に初めて会った人だよね?」とか、突っ込みどころはあるんですが…

 

細かいことはいいんです。このドラマには、些細なことはどうでもいいと思わせるほどの、圧倒的な“没入感”と“リアルさ”があります。

わたしはまだテロ組織と戦ったことはないので、何を持ってリアルを感じているかですが…やっぱり、これまで観てきた映画やドキュメンタリーでしょうね。

これまた“目が肥える”の話になりますが、クリエイターは過去の同ジャンルの作品や現場の話を聞くなどして、勉強しないといけません。

『24』だって、第一線でテロと戦っている方からすれば、嘲笑ものかもしれませんからね。あくまで、テロを肌で実感することのないわたしには、リアルに感じられたってことです。

ただその後、この類の他作品をいくつか観ましたが、物足りなく感じたことは事実です。『24』が、リアルさを更新してしまったということでしょう。

→ いいコピーをたくさん見よう!名作コピーを集めた5冊

 

ビジネス面でも、学ぶことの多い『24』

 

『24』は一級のエンターテイメントですが、作品の魅力はそれだけではありません。

ビジネスにおいて欠かせない、大事なことが学べるんです。あまり語られていないかもしれませんが、爆発的にヒットした隠れ要因じゃないかと思っています。

では、その学べる点とは何でしょうか?

 

① 合理的に判断する

主人公のジャックは、あらゆるジレンマに苦しみます。一つ終われば、またすぐ次のジレンマがやってきます。

このテロを阻止したい、でもそうするとあっちが犠牲になってしまう。どうすればいいんだ?打開するいい方法はないのか?じっくり考えている余裕はない。どうするジャック!?

そんなジレンマに苦しむのは、CTU(テロ対策ユニット)のジャックだけではありません。合衆国大統領も、常にギリギリの判断を迫られます。

大統領は政治家ですから、体面を汚さない正義が求められます。でも、テロリストはそこを突いてくる。きれいごとと実質的な損害の板挟みになるわけです。

 

この類のドラマは、多かれ少なかれそこを楽しむものですが、『24』のスタッフはこのジレンマを作り出すのが本当に上手いです。

言わずもがな、仕事は判断の連続です。命を落とすことはありませんが、クリエイティブの出来やコンペの勝敗など、ビジネスの成否に大きくかかわってきます。

→ 勘では書けない!コピーライターに求められる論理的な思考とは?

 

② 必ず結果を出す

ジャックは、任務を果たすためには手段を選びません。ときには、完全にアウトであろう方法で状況を打破します。

しかも、ジャックはほぼ躊躇しません。なぜか?それは、自分に課せられたミッションにおいて「結果を出す」ことの重要さを理解しているからです。

目的最優先、それ以外は後回しです。なにせ戦っているのはテロ組織ですからね、人命がかかっています。しかも、24時間で阻止しなければいけません(笑)

 

わたしたちの仕事において、そこまでシビアな状況はまずありません。

でも、クライアントが勝負をかけた新製品がさっぱり売れなかったら?広告宣伝がまったく機能しなかったら?(最近だと、炎上というリスクもありますね)

クリエイターの今後の仕事に響くということもありますが、それでクライアント企業の業績が傾くかもしれません。人員整理を余儀なくされるかもしれません。

直接、人命にかかわっていなくても、仕事とはそれほどシビアなものです。

→ コピーライターにとって、一番の喜びは何か?

 

③ 責任を負う覚悟

ジャックは、絶対に途中で投げ出しません。さすがに弱気になることもありますが、一瞬です。

②の「必ず結果を出す」に近いですが、自分が持った仕事は必ずやり遂げます。何度も困難な状況に陥りますが、テロを阻止する方法、人命を救う手段を全力で模索しつづけます。

大統領もまたしかりです。ジャックが責任について言及することは稀ですが、大統領は常にこの重くのしかかる責任にプレッシャーを感じています。

 

言うまでもなく、仕事には責任が伴います。あなたが仕事を請け負ったとき、そこには必ず責任が発生しています。これは新人であろうが、ベテランであろうが同じです。

責任の捉え方が、その人の仕事に対する姿勢を決定づけると言っても過言ではありません。それは、仕事におけるあなたの人格そのものです。

コピーにはあなたが出る!でも、コピーはあなたを表現する場ではない

 

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まとめ

ビジネスに必要なスキルは、ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』から学んだ!?圧倒的なリアルさに興奮する。ビジネス面でも学ぶことが多いという話でした。

上記のようなエッセンスをより色濃く味わえるのは、シーズン2または3です(もちろん、1から観たほうが楽しめます)。

ちなみに、ドラマ自体は難しく考えずに楽しめますよ。ちゃんとエンターテイメントとして仕上がってます。まだ観てなくて、おもしろそうだなと思った方はどうぞ↓

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