まったく未経験の方がコピーライターになるには、どうしても段階を踏まなければならないときがあります。

近くに、未経験歓迎の正社員求人が見つからない。応募しても、他の経験のある応募者との競り合いに負けてしまう。席は一つなので、ある意味では仕方がありません。

でも、ただ指をくわえて次のチャンスを待つだけでは、なかなかコピーライターにはなれません。

 

派遣社員は、十分に選択肢の一つ

チャンスは自分で作り出しましょう。経験不足が足枷になるのなら、やるべきことはただ一つ、ライティング経験を積めばいいんです。

「その経験が積めないんだよ…」という声が聞こえてきそうです。たしかに、未経験の方がいきなり正社員のコピーライターになるにはハードルがあります。

でも、そのハードルを下げることはできます。応募する求人のレベルを見直せばいいんです。具体的には、アシスタントから入社する、アルバイトから潜り込むなどです。

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そしてもう一つ、派遣も現実的な選択肢の一つです。派遣とは、勤務時間の制約など自分の都合に合わせて働きたい方のための雇用形態です。

そう、あなたには「コピーライターになるために、ライティング経験を積みたい」という都合があるわけです(実際に、そういう方を歓迎する求人もあります)。

 

いざ探してみると、派遣にもライター系の仕事はたくさん見つかります。オフィスの雰囲気を体感して、書いてお金を稼ぐことを実感しましょう。

その経験は必ず、次の正社員求人の応募書類に厚みを持たせます。面接でも、あなたの体験をもとにした受け応えができるでしょう。

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そもそも、派遣社員ってどんな感じ?

正社員や契約社員、アルバイトなどが勤務先の企業に直接雇われるのに対して、派遣社員は派遣会社に雇われます。

もう少し詳しく言うと、派遣会社に登録して、派遣会社から「あの会社に出向いて働いてください」とまさに“派遣”されるわけです。

 

なので、必ずしも自分が望む勤務先で働けるとは限りません。もちろん登録者の希望は聞いてもらえますし、無理強いされることもありません。

むしろトラブルがあれば、派遣先の企業との間に立って調整してくれます。なんと言っても、企業に直接雇われているわけではありませんから。

 

派遣の仕事は、数カ月単位のものが多いです。働きながら、転職活動を続けることもできます。給料は時給計算で、アルバイトよりも約1.5倍ほど高く設定されています。

また、紹介予定派遣といって、一定期間派遣社員として働いた後に、派遣先の企業と登録者の双方が希望すれば、正社員として登用される求人もあります。

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ライター系の仕事が充実した派遣サイト

ここからは、わたしが実際にサイトを見てみて、ライター系求人の量や質が充実していると感じた派遣サイトです。

マイナビスタッフ

マスコミ関連の仕事に強いマイナビグループが運営しています。クリエイティブ系の仕事の割合は、全体の約1/3となる32%。

実際に仕事を探してみましたが、大手企業の求人が多い印象です。ライターや制作スタッフから潜り込んで、クリエイティブ業界を知るチャンスです。

札幌・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡と、全国各地で登録会を開催しています。登録はもちろん無料、派遣の仕事が初めてという方にもキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

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リクナビ派遣

 

仕事探しならまずはリクナビ、というくらいメジャーなリクルートグループが運営しています。会員登録やサイト利用は、もちろん無料です。

実際に仕事を探してみましたが、未経験歓迎でコピーライティングの仕事もいくつか見つかりました(これは、タイミングによります)。

全国各地の派遣会社の仕事を扱っています。まずは、「ライター」や「制作」のワードでフリーワード検索してみましょう。きっとお気に入りの仕事が見つかります。

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③ はたらこねっと

業界最大規模の求人数を誇るサイトです。実際に「関東エリア、ライター」の条件で検索してみましたが、168件ヒットしました。

応募バロメーターが載っていて、仕事の人気度合いがわかります。仕事の仕方(ひとりで ⇔ みんなで)や職場の様子(しずか ⇔ にぎやか)などが、メーターでわかるのも嬉しいです。

こちらも、全国各地の派遣会社の仕事を扱っています。会員登録やサイト利用はもちろん無料です。まずは、宝探しのつもりで仕事をチェックしてみましょう。

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まとめ

正社員求人への応募で苦戦が続いている、とにかくライティング経験を積んで、応募の幅を広げたいという方には、派遣がおすすめという話でした。

本気で稼げるコピーライターを目指すなら、あくまで目指すべきは正社員です。しかし、キャリアをスタートさせなければ、いつまでもその目標に近づけません。

足掛かりは何でもいいんです。泥臭くてもいい、スマートである必要もない。“書くことで稼ぐ”、まずはこれを体感しましょう。そこから必ず、道は開けます。

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