「企業広告」って、好きなんです。企業の考えや今後の向かうべき方向性を示すCMや広告。

特定の商品をプッシュしない分、自由度が高く、企業の担当者さんや広告クリエイターが知恵を絞って、世の中にメッセージを発信しようとするから。さて、今回ピックアップした企業広告は…

 

「人は、無限のエネルギー。」のタグラインが響く

この4月に経営統合したばかりの出光昭和シェルです↓

コーポレートカラーの真っ赤なドレスを身にまとった長澤まさみさんが、羽衣をなびかせて舞います。キャッチコピーは「だったらこうしよう。」

 

一つの考えにこだわるんじゃなくて、柔軟に対応し、変化していくことが大事なんだというメッセージです。今の時代、この考えに異を唱える人は少ないでしょう。

わたしがまだ駆け出しの頃、先輩に言われた「変わることを怖れてる」という言葉が忘れられません。

若く、何も守るものがないからこそ、自分の考えに固執し、守りに走ってしまう。今では、変化しないもの、時代に適応できないものが淘汰されることを理解しました。

 

 

今回のCM、もう一つメッセージがあります。それは、「人は、無限のエネルギー。」出光昭和シェルのタグライン(コーポレートメッセージ)です。

すっごくいいですね。エネルギーを供給する会社だからこそ言えるメッセージ。企業だけでなく、これからの日本のことをも言ってるような懐の深さを感じます。

「なんだか無限に働かされそう…」というネガティブな見方もあるかもですが、そこを押し切るだけの力があります。それこそ柔軟に考え、生産性上げて、令和の時代を生き抜きましょう。

下記で、企業のコーポレートメッセージをまとめてます↓

 

まとめ

というわけで、「だったらこうしよう。」出光昭和シェルのキャッチコピーにCM出演の長澤まさみも共感でした。

経営統合で新たな船出にともなう企業広告、クリエイター冥利に尽きますね。制作は博報堂グループ、コピーライターは井手康喬さん、安達岳さん、西野知里さんの連名です。

 

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