「企業広告」って、好きなんです。企業の考えや今後の向かうべき方向性を示すCMや広告。
特定の商品をプッシュしない分、自由度が高く、企業の担当者さんや広告クリエイターが知恵を絞って、世の中にメッセージを発信しようとするから。さて、今回ピックアップした企業広告は…
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「人は、無限のエネルギー。」のタグラインが響く
この4月に経営統合したばかりの出光昭和シェルです↓
コーポレートカラーの真っ赤なドレスを身にまとった長澤まさみさんが、羽衣をなびかせて舞います。キャッチコピーは「だったらこうしよう。」
一つの考えにこだわるんじゃなくて、柔軟に対応し、変化していくことが大事なんだというメッセージです。今の時代、この考えに異を唱える人は少ないでしょう。
わたしがまだ駆け出しの頃、先輩に言われた「変わることを怖れてる」という言葉が忘れられません。
若く、何も守るものがないからこそ、自分の考えに固執し、守りに走ってしまう。今では、変化しないもの、時代に適応できないものが淘汰されることを理解しました。
今日にぴったり。
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人は、無限のエネルギー。#出光昭和シェル #コーポレートメッセージ #タグライン #スローガン #キャッチコピー https://t.co/928uH15Njj pic.twitter.com/NhnKkcYb2g
— ことばと広告社 (@kotobatoad) 2019年4月1日
今回のCM、もう一つメッセージがあります。それは、「人は、無限のエネルギー。」出光昭和シェルのタグライン(コーポレートメッセージ)です。
すっごくいいですね。エネルギーを供給する会社だからこそ言えるメッセージ。企業だけでなく、これからの日本のことをも言ってるような懐の深さを感じます。
「なんだか無限に働かされそう…」というネガティブな見方もあるかもですが、そこを押し切るだけの力があります。それこそ柔軟に考え、生産性上げて、令和の時代を生き抜きましょう。
下記で、企業のコーポレートメッセージをまとめてます↓
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まとめ
というわけで、「だったらこうしよう。」出光昭和シェルのキャッチコピーにCM出演の長澤まさみも共感でした。
経営統合で新たな船出にともなう企業広告、クリエイター冥利に尽きますね。制作は博報堂グループ、コピーライターは井手康喬さん、安達岳さん、西野知里さんの連名です。
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