書類選考を通過して、やっとの思いでたどり着いた面接。ここで選考から漏れたら、ショックですよね…
そこで今日は、面接のコツ!後悔しないために押さえておきたい3つのことをご紹介しましょう。
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必ず、事前にシミュレーションを
実際に面接に行くまでに、頭の中でシミュレーションしましょう。具体的には…
応募先の会社には30分前に着いて、周りを歩いてみようか。10分前には受付に行って、こんな感じで訪問理由を伝えよう(ちゃんとコートは脱いでおこう)。
どんな部屋に通されるのかな?あれ、面接って一人だよな。もし、複数だったらどうしよう?あんまり、我を出し過ぎて自分だけアピールしても良くないな。
よし、他と同じ意見の時はさらっと流して、自分ならではの意見の時に勝負をかけよう。そもそも何を聞かれるんだろう。どんなことを話すか、頭の中で整理しておこう。
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ポートフォリオ(作品集)にも触れてもらえるかもしれない。特にどの作品を見てもらおうか。
あと、せっかくの機会だから聞いておくことはないかな。そうだ、会社に未経験からコピーライターになった先輩はいるのかな?
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…と、こんな感じです。どうでしょうか?意識しないまでも、普段の生活でやっているかもしれませんね。これ、面接では効きます。
事前に考えを巡らせているんで、不測の事態にもあたふたしません。緊張も軽減できるんじゃないでしょうか。だって、頭の中で一度体験していますから。
これは、コピーライターにとって大事な想像力の話と関わってきます。
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ちゃんと、キャッチボールしよう
何を当たり前のことをと思いますよね。でも、意外とできていないことがあります。たとえば…
面接官:「これまでに、コピーライターの経験はありますか?」
応募者:「大学の新聞部でライターをやっていました。」
面接官:「あ、そうなんですね…」
わかりましたか?
面接官は、コピーライターの経験の有無を聞いています。でも応募者は、その質問に答えることなく、自分のライティング経験をアピールしています。
相手が聞きたいことよりも、自分の言いたいことを優先させているんですね。悪い例をもう一つ
面接官:「これまでに、コピーライターの経験はありますか?」
応募者:「ありません。でも、大学の新聞部でライターをやっていて、そこで書くことに興味を持ちました。何千人という学生が、僕の書いた文章を読んでくれるのが嬉しかったです。一番気を付けたのは ―」
面接官:「…」
話が長いです。ボールをキャッチして、投げ返す動作のまま止まっています。
こういう方、結構多いですよ。自分の気持ちがあふれるんでしょうね。相手の気持ちは、お構いなしです。
コミュニケーション力が問われるコピーライターの面接で、これはキツイです。正解はこちら↓
面接官:「これまでに、コピーライターの経験はありますか?」
応募者:「いえ、ありません。大学の新聞部でライターをやっていた程度です。」
面接官:「あー、そこで書くことに興味を持たれたんですね。なるほど」
ちゃんとボールを受け止めて、相手に返していますね。会話のキャッチボールが成立しています。
例は少し極端ですが、普段はできている方でも、緊張すると似たようなことが起こります。気を付けましょう。
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感じがいいことは、とても大事
最後はこれ。年齢性別を問わず、“感じがいい”ってことはとても大事です。
“感じがいい”とは、笑顔で、元気がよくて、話していて気持ちがいいってことです(飲食店などの、愛想のいい店員さんをイメージしてみてください)。
理由は、面接を受けさせてもらっているから。たしかにそうです。大前提ですね。でも一番のポイントは、感じがいいほうが好かれるってことです(笑)
シンプルだけど、とりわけ未経験者の面接では大事なことなので、覚えておいてください。
ちなみにこの感じのよさ、プロになってからも大事です。広告やWebのクリエイティブは、サービス業ですからね。面接では、そういう視点でも見られています。
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まとめ
面接のコツ!後悔しないために押さえておきたい3つのことでした。
事前にシミュレーションして、ちゃんと会話のキャッチボールをして、笑顔で感じよく。ぜひ実践してみてください。
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