プライバシー、気になりますよね。特に、SNSが普及してからでしょうか。昔は雑誌の文通欄に、名前や住所が載っていたそうで、時代も変わりました。
さて、AppleがこんなCMをオンエア中です↓
ふふ、おもしろい。聞かされる人の表情がなんとも言えず絶妙です。
離婚弁護士のサイト閲覧、同僚の悪口、現在の心拍数、美顔器と補正下着の購入履歴。プライバシーが漏れるってことは、つまりこういうことだよと。
最後の女性に至っては、拡声器でクレジットカード番号を知らせちゃってます。
おもしろいですが、笑いごとじゃないですね。CMはある意味で誇張表現ですが、ネットで情報漏洩すれば、全世界に漏れるわけですから、状況はこれより悪いです。
共有すべきでないこと。
iPhoneのCM。誇張表現だけど、実はそうでもない。笑えるんだけど、よく考えたら笑ってる場合じゃない。プライバシーや情報漏洩が気になる時代に、アップルが伝えたかったこと。#Apple https://t.co/Zxj07OSMe7
— ことばと広告 (@kotobatoad) September 8, 2020
キャッチコピーは「共有すべきでないこと。iPhoneは守れるようにします。」「プライバシー。これがiPhone。」
とにかくわかりやすいCMでした。「いい感じ」ブランディングじゃなく、はっきりした「優位性」を伝える場合は、これくらい明快なほうがいいのかもしれません。
英語版も載せときましょう。
映画館でログインパスワードを教えたり、トイレで読んでる本のタイトルを知らせたり、家の位置を教えたり。尺の影響か、日本版ではカットになってるシーンがいくつかあります。