今日は、ちょっとトリックアートを見てもらいましょう。メガネショップ/ブランド『JINS』の新聞広告です。下記はGOの三浦崇宏さんのツイート↓

 

 

どうでしょう、見えましたか?

なんでもこの広告、近視の人にしか見えないらしく。つまり、日本人の1/3は近視なんですね。ちなみにわたしは、デジタル越しでもばっちり見えました。コピーを全文拾っておくと

 

人類の1/3しか見えない広告。

広告は商品を広く知らせるもの。が、JINSは朝日新聞15段というこの場所であえて、日本の、近視でお悩みのみなさまだけに、決意表明をしたかったのです。

近視のない未来を、あきらめない。

 

実はこれ「新聞広告の日プロジェクト 朝日新聞社×左ききのエレンPowered by JINS」の一環なんです。リツイート数の勝負だったかな。

その結果が出て、実際に新聞広告として世に出たと。ちなみに、このトリックアートの案は『左利きのエレン』に出てくる架空の会社、目黒広告社の案ということになってます。

 

で、そんなこんな全体を仕掛けたのが、GOの三浦さん。勢いすごいですよね。最近もこんな記事が出てました。まだ読んでない方は、ぜひ↓

 

ポイントを引用しておくと

強い広告をつくるためには、二つのルールがあります。一つはタブーを破ること。今の時代、世の中の人々は広告に対して冷めています。それは、面白くて刺激的なコンテンツが飽和しているからです。そんな状況の中で、広告を機能させるためには、タブーを破った、前例がない新しい表現でないと誰も目を留めてくれません。

もう一つは、読者や見ている人が参加できる仕組みがあること。参加といっても、SNSで意見を言い合うとか、ツッコミを入れるとか、まねしたくなるとか、そのくらいのリアクションでもいいと思っています。この二つを設計することが重要だと考えています。

出典:広告朝日 https://adv.asahi.com/

 

二つ目は最近よく見かける傾向ですが、三浦さんの企画は一つ目がすごい。「やられた感、その手があったか感」が強い。だから拡散されるという好循環。

タブーを破るんだから、好みも分かれるのかな。でも、新しいってそゆことです。挑戦するからブレイクスルーがある、そんな人が時代をつくってく。下記の広告も三浦さんの仕掛けです。

 

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