3月21日は「世界ダウン症の日」というわけで、朝日新聞にこんな新聞広告が掲載されました。
人生は、少しずつ、少しずつ、大丈夫になってゆく。
3月21日は #世界ダウン症の日
岸田奈美さん @namikishida のメッセージが朝日新聞朝刊(都内版)に掲載されました。#家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった#コルク #新聞広告 pic.twitter.com/9oUTkuIWNG— 「広告朝日」編集部 (@adv_asahi) March 20, 2021
いいですね。コピーといい、イラストといい、紙面からあったかさがにじみ出てます。
作家 岸田奈美さんの著書『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の広告ということになるのかな。いつも思うけど、なんて素敵なタイトルなんだろう。
キャッチコピーは「人生は、少しずつ、少しずつ、大丈夫になってゆく。」
コピーライターの橋口幸生さんとアートディレクターの岩下智さんが、本があまりにもよかったんで勝手に作ったんだそうです。
で、それを岸田さんが「せっかくだから、たくさんの人に見てもらいたい。ダウン症のことを知ってもらうきっかけになるかもしれない」と、ほんとの新聞広告として出稿されたと。
世に出るまでのストーリーも含めて、多くの人に愛される。そんな広告でした。詳しい経緯は、岸田さんのnoteをどうぞ。