今日のテーマは、惚れ込む力です。”好きになる”ってことですね。

コピーライティングはビジネスですから、パッとは関係ないように思うかもしれません。でも、この力がとても重要です。どういうことか、見ていきましょう。

 

いいコピーを書くには、商品に惚れ込もう

いいコピーを書きたければ、その商品やサービスを好きになりましょう。使ってみて、良さを実感して、できればファンになりましょう。

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これは、恋愛を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

好きな人のいいところは、どんどん思い浮かびますよね。良さを語るのに、苦労することはないでしょう。しかも、上辺だけじゃなく、真に迫ったいいところを挙げられそうな気がしませんか?

反対に、嫌いな人だったらどうでしょう?いいところを挙げるのは、ちょっと苦しいですね。悪いところは、いくらでも出てくるかもしれませんが(笑)

 

もちろん仕事では、なんとも思っていない商品を扱う場合もあります。むしろ、そのケースが多いでしょう。では、その商品やサービスをどうしたら好きになれるかです。

まずは、その商品やサービスをよく知ろうとしましょう。良いところに目を向けましょう。

「人間、誰でもいいところがある」じゃないですが、必ずその商品やサービスのいいところがあります。キラリと光る長所を見つけましょう。

 

惚れ込んでいないものを、いくら上手に語っても、人を動かすほどの説得力は生まれません。

もともとのファンの場合は別として、いいコピーを書くには、その商品やサービスを好きになる努力をしましょう。知れば知るほど、好きになるってことは大いにありますよ。

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採用されたいなら、会社に惚れ込もう

就職/転職活動でも同じです。採用されたければ、その会社に惚れ込みましょう。当然、その会社のことをもっと知りたくなるはずです。

志望動機もスラスラ書けるでしょう。選考課題に真剣に取り組み、ポートフォリオ(作品集)も丁寧に作るでしょう。だって、その会社のことが好きなんですから。

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この好きって気持ちは、必ず採用担当者に伝わります。そして、大いに採否に影響します。

会社の方針に対するコミットの度合いが違いますからね。入社して活躍できるか、会社に貢献できるかが変わってきます。

 

ただ、「好きだ!」って連呼してもダメですよ。いかに自分の思いとリンクする部分、共感できる部分を見つけるかが大事です。

そのためにも、会社についてよく調べましょう。求人原稿やWebサイトに載っているメッセージを深く読み込みましょう。

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惚れ込んだから採用されるのか、採用されるような(マッチした)会社だから惚れ込めるのか。

鶏が先か卵が先かなところもありますが、“惚れ込み”が採否を分ける重要な要素であることは、間違いありません。

「そこまで好きじゃないけど、付き合ってください」って言われても、響きませんよね。それと同じです。

 

まとめ

いいコピーを書くにも、コピーライターになるにも、惚れ込む力が大事という話でした。惚れ込むって、熱量ですからね。クライアントにも、応募先の会社にも、バッチリ伝わります。

 

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