100年続くんじゃないか、使い続けてもいいんじゃないかと思うコピーがあります。名付けて「100年コピー」。その一つ「やがて、いのちにかわるもの。」
コピーライターの岩崎俊一さんの仕事です。ミツカンがそのコーポレートメッセージを軸に据えたCMをオンエア中。10年先の未来へ向けた、未来ビジョン宣言。子役の女優は白鳥玉季さん↓
おいしさを考える
からだのことを考える
食卓といのちを想う
同じくらい強く
地球と未来を想う
ミツカンは伝統の技と
最新の技を組み合わせて
おいしさと健康の一致をめざします味、おいしい。 体、うれしい。
mizkan
やがて、いのちにかわるもの。
うん、いい。目を閉じて、声に出して読みたいコピーです。「やがて、いのちにかわるもの。」
食品メーカーなら他でも言えそうな気もしますが、ここまで完成度が高いと気になりません。もう、他のメーカーはこれを言えないわけですから。
岩崎俊一さんが亡くなって15年。彼が残したコピーと人間を見つめる眼差しは、今もわたしたちの心に生き続け、生きるとはどういうことかを語りかけます。
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