今日は、努力と瞬発力についてです。

「せっかく求人を見つけて応募しても、採用されない…」「何度も不採用を喰らって、もうなれる気がしない…」って方のヒントになるかもしれません。

 

一人前になるのは、100kmマラソン

一人前のコピーライターになるには、努力が必要です。100kmマラソンのように、途中を休み休みでも、一歩ずつ確実に前に進んでいく力です。

野球選手のイチローさんが「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」と言うように、コピーライターにも近道はありません。

 

もちろんコピーライターになる前でも、たくさん広告を見たり、書く訓練をしたり、スクールに通ったりと努力が必要です。

何度も応募するガッツだっているでしょう(あの仲畑貴志さんでさえ、37件目でやっと採用されたそうです)。

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採用されるには、100mダッシュ

コツコツと積み重ねた努力の跡は、間違いなくあなたや応募書類ににじみ出ます。でも、書類審査と1~2回の面接だけでは、採用担当者に伝わり切りません。

採用されるのにもっとも大事な力は、瞬発力です。100mをダッシュする力です。これがないと、せっかくマラソンを走れる人でも、なかなか採用されません。

 

では、就職/転職における瞬発力とは何でしょう?下記にまとめました。

  • めぼしい求人を確実にキャッチする
  • 求人を見つけたら、なるべく早く動く
  • 会社をよく調べて、志望動機を練り上げる
  • ポートフォリオ(作品集)を整理する
  • シミュレーションして、面接に臨む

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これまでも、このサイトで言っていることですね。でも、ほんとに大事なことなんで何度でも言います。

求人を見つけてから、採用されるまで1~2か月。ここを全力でダッシュできるかどうかが、採否を分けます。感覚的には、採用確率20%ぐらいの人が、80%ぐらいまで引き上がります。

でも数週間とは言え、全力ダッシュはしんどいですよね。そのときに大事になのが、下記のようなマインドです。惚れ込む力と思い込む力で、駆け抜けましょう。

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どんな職業でもそうですが、特にコピーライターのような広告クリエイターの就職/転職は、瞬発力が欠かせません。

仕事の性質上、短い時間や少ないチャンスで、他者に訴えかける力が求められますから。

時間をかけてよく知ればいい人材、そういう人もたくさんいます。でも採用担当者は、あなたの人生を切り取った断片的な情報でしか、判断できないのです。

 

まとめ

一人前になるのはマラソン。採用されるには短距離ダッシュというお話でした。

長い目で見て大事なのは、間違いなく努力です。目の前の仕事をこなすだけでなく、小さな努力を積み重ねられる人が本物のコピーライターになります。

でも、採否を分けるのは瞬発力です。陸上競技と同じで、胸の先、頭一つの差ということもよくありますよ。

 

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