時代は変わろうとしているのか、はたまた足踏みしているのか。

日本経済新聞社が進める、ジェンダー平等推進の取り組み「UNSTEREOTYPE ACTION(アンステレオタイプアクション)」。その第2弾となる新聞広告が掲載されました。

 

 

キャッチコピーは「女性アスリートの平均選手寿命は、男性より4年も短い。」

やっぱり、そうなんだ。出産のタイムリミットが関係してるのかと思ってたけど、当然その後の子育ての負荷もかかってるんですよね。

 

「仕事と子育ての両立」なんて一口に言うけど、容易なことではないようで、ボディコピーではプロバレーボール選手の荒木絵里香さんにフィーチャーしています。

お子さんをヒシッと抱きしめる荒木選手の表情がまたいい。

 

普通に働いて、普通に子育てができないなんて。そりゃ、少子化が進むわけです。

だって、子供を産んで育てにくい社会環境なんだもの。誰も好んで、そんな“試練”に立ち向かおうとはなりませんよね。

 

おかしいな。国の将来を担うのはこれから生まれてくる子供なのに。広大な土地もなく、石油も出ず、人が資源のこの国で、人口がどんどん減っていくなんて。

だから、出産後も出産前と同じように働くことを当たり前の選択肢に。そのために、意識と制度の変革が必要だと「UNSTEREOTYPE ACTION」は訴えます。

 

「#母になってもプロでいる」このハッシュタグの意味が、よくわからなくなるその日まで。

子育てのステレオタイプ(固定的、画一的な考え方)なんて、壊してしまおう。すべての女性が、自分の人生を、自分の意思で選べる社会へ。下記は荒木選手のツイートです。