あけましておめでとうございます。新年といえば、やっぱり気になるのが新聞広告。
毎年、各企業とクリエイターがここぞとばかりに気合を入れるんで、楽しみなんですよね。というわけで、今年もざっとチェックしました。うちのツイートのまとめですが、どうぞ。
Netflixでも行く?(ネットフリックス)
Netflixは仕掛けてきますね。テレビ欄、ぶち破ってますよ。いいクリエイターが付いてるんだろうな。たしかに、もう映画館とかテーマパークへ行くくらい、コンテンツが充実してるのかも(テーマパークはいい過ぎました)。
Netflixでも行く? pic.twitter.com/qWHxbVvZGk
— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
かわることを、おもしろがろう。(集英社)
いろいろひっくり返ってます。変化の肯定、積極的な促し。出版・エンタメ業界に限らず、多くの日本企業のテーマになってくるでしょう。もちろん、個人も。2020年代は大変革の時代、今年はそのはじまりです。
かわることを、おもしろがろう。
集英社 https://t.co/YLtd6pSDib— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
さ、ひっくり返そう。(西武・そごう)
今日は、変わろうとか、ひっくり返そうの言葉が届きやすい。みんなが「よし、今年こそ」と思ってるから。そういう空気感好きです。だって同じまんまじゃ、つまんないじゃないですか。人はいつからだって、どこからだって、今この瞬間に変わりはじめることができる。
さ、ひっくり返そう。
西武そごう pic.twitter.com/3dddiHgxqs— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
イノベーションは、このような形で突如現れる。(DNP 大日本印刷)
これもいいな。革新的なことの初めは、だいたい「あいつ何やってんだ」って言われるもんです。
ーーー
その時、観衆は妙なものを
目の当たりにしました。
なんと一人の選手が、
両手を地面についたのです。イノベーションは、
このような形で突如現れる。
DNP 大日本印刷 pic.twitter.com/unktaHPImJ— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
未来を、どこまで楽しくできるか。(トヨタイムズ)
普段は広告なんて興味ない人も、元日の新聞広告はちょっと見る。なんだか嬉しい。きっと売ろう売ろうじゃく、おっきなこと語るからだろう。売るは広告の使命だけど、それだけじゃないかもと思わせてくれる今日が好きです。
未来を、どこまで楽しくできるか。
トヨタイムズ pic.twitter.com/G3oaq7gEVA— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
2020年講談社大図解(講談社)
雑誌には、削除キーがありません。(光文社)
講談社と光文社の新聞広告。出版社詳しくないけど、新年一発目のメッセージに、ここまで違いが出るのはおもしろい。ちなみに、グラフィックもWebもやってきた身としては、光文社のメッセージがずーんと胸に響きます。
2020年講談社大図解
講談社雑誌には、削除キーがありません。
光文社 pic.twitter.com/BPlsDrX67g— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
100歳になっても、自分のぜんぶを好きでいたいです。(ワコール)
人生100年時代。自分くらいは、ずーっと自分を好きでいたいですよね。人を愛すには、まず自分から。「〜たいです。」の丁寧な物言いが、令和を感じさせるコピーです。
ーーー
MEET YOUR JUST.
100歳になっても、
自分のぜんぶを
好きでいたいです。ワコール pic.twitter.com/SzfobnkDJG
— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
口は、生きるの1丁目。(サンスター)
たしかに、食べること話すことは、人生の楽しみであり、大きな喜び。オーラルケアは、健康の源かもしれません。「の一丁目(一番地)」若い方には馴染みがない言い回しでも、年配層にはズシンと響きそうなメッセージです。
口は、生きるの1丁目。
100年mouth 100年health
サンスター pic.twitter.com/Hv7L9ZhCUW— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 2, 2020
いちばんは変わらない(積水ハウス)
変わっていくもの、変わらないでほしいもの。やさしいボディコピー、読んどこう。
ーーー
こんな場所は 世界にふたつとない
こんなに不思議な 幸福な場所は
ほかにない家に帰れば、積水ハウス。#積水ハウス pic.twitter.com/XLhD5Exvlr
— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 6, 2020
以下はおまけ、2019年大晦日の分です。
本日17時、嵐。(NETFLIX)
こんな文字のでっかい新聞広告はじめて見た。気象予報士もびっくり。
ーーー
本日17時、嵐。
NETFLIX#大みそかは嵐 #voyage #嵐 https://t.co/UTGs01yZy9— ことばと広告社 (@kotobatoad) December 31, 2019
立命館からアメリカ大統領を。(立命館大学)
日米同時期広告らしい。|(抜粋)2040年、立命館で学んだアメリカ大統領が誕生する。と言ったら、あなたは笑うかもしれない…
立命館から
アメリカ大統領を。
立命館大学https://t.co/fzvdwDUGUR pic.twitter.com/AKdDbbzGxd— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 1, 2020
0億円事件。(幸楽苑)
一年前の「2億円事件」がまだ記憶に新しいから、なんだろってなる。コピーで勝負してる広告だと思う。働き方、変わってくといいな。いっときのブームじゃなく、日本の経済力も下がることなく。できるかな?カギは生産性。
2億円事件。
幸楽苑 https://t.co/8aJz9TYrWE— ことばと広告社 (@kotobatoad) December 31, 2019
人間は、不便に戻れる。(幸楽苑)
たしかに、人は便利を求めすぎた。当日に荷物が届かなくていいし、深夜にコンビニが空いてなくてもなんとかなる。でも、一度味わった快適は、そう簡単に手放せない。そのサービスを提供するために、何かを我慢してる人を想像できるか。そのきっかけになるといい。
人間は、不便に戻れる。#幸楽苑 https://t.co/DxrTdSICRd
— ことばと広告社 (@kotobatoad) December 31, 2019
今年もたくさんの話題の広告を届けていきます。Twitterでもいろいろ発信していくので、よかったら見てみてください。
ではでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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