今日は、グッときたブランドムービーの紹介です。
働くママとパパを支えるWEBメディア『日経DUAL(デュアル)』。これからの働き方、夫婦や家族のあり方など、いま注目度の高い話題に日経はどんなスタンスなんでしょうか。
おすすめ はじめてのクリエイティブ転職
コピーライター&CDは、こやま淳子さん
さっそくですが、ムービーをどうぞ↓
いいですよね、なんていうか、すごくリアルだなぁと。
わたしは独身なんでほんとのところはわかりません。でも、まわりの話を聞いたり、兄家族を見てると、きっとこんな感じなんだろうと思います。
役割分担もする、疲れて仕事でミスもする。大きな声で叱るし、爆発してケンカもする。3:05のとこなんて堪んないです。5、6回観ましたけど、毎回泣きそうになります。
で、コピーが「世界一のチームは、きっと家族だ。」コピーライターはこやま淳子さん、「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」のコピーが有名ですね。
おそらくこのムービーの脚本&歌詞も書かれているでしょう。「ルールを決めるのは世の中じゃない、わたしたちなのだから。」の一節がまたいいです。
ラスト、パパが子供を保育園(?)に送るようにしたんですね。曜日で分けたんでしょうか。役割を調整して、みんなが納得できるように。だってチームなんだから。
丁寧に作ったものにフォーカスが当たってほしい
そこそこ尺のあるブランドムービーですから、派手さはありません。露出が少ないせいか、あまり話題になってる感じもしません。
でも、構成はしっかりしてるし、メッセージもはっきりしてる。日経DUALがどんなスタンスなのかもちゃんと伝わってきます。演出や役者さんの演技も自然でいい。
明確な“視点”があるコピーには、自立や潔さを感じる。好きだ。
ーーー
世界一のチームは、
きっと家族だ。働くママとパパを支えるWEBメディア
日経DUAL#日経dual #キャッチコピー #共働き夫婦 #家族のあり方 #コピーライター #こやま淳子 https://t.co/kbs7U7zfVs pic.twitter.com/ucBxRtI2C4— kotoha|ことばと広告社 (@kotobatoad) 2019年6月24日
とかくこの手の話題になると、派手で話題性があって、どちらかと言えば極端なメッセージのものが注目を集めます(炎上も込みで)。
もしかしたら「世界一のチームは、きっと家族だ。」のコピーには、そこまで目新しい発見やインパクトはないのかもしれない。
でもわたしは、こういう足腰のしっかりした広告にこそフォーカスが当たってほしい。そんな世の中のほうが、楽しく、生きやすいんじゃないでしょうか。
おすすめ 広告・Webクリエイターの新着求人
まとめ
というわけで、「世界一のチームは、きっと家族だ。」日経DUALのキャッチコピーとCMがいいから観てほしいでした。
歳とったんですかね、最近は家族ものに弱いです。こやま淳子さんのワークを見ても、生き方や家族、愛をテーマにしたものが多そうです。
ちゃんとした着想や思想に基づいているというか、かろやかな骨太さを感じました。家族って、ちょっといいかもしれません。ではまた。
こんな記事も読まれています