「文章を書く人なんだから、たいていはデスクに居るんじゃないの?」これは、コピーライターへのありがちな誤解です。

デスクに向かって「書く」のはどれだけ多くても半分くらい。人や職場にもよるでしょうが、わたしの感覚では2割程度です。

「じゃ、他の時間は何してるの?」もちろん、ディレクターやデザイナーと意見をすり合わせたり、会議に参加してるわけですが、オフィスにいるばかりではありません。

 

よくあるコピーライターの外出先

代表的な外出先を見ていきましょう。オフィスにコピーライターがいなかったら、だいたいこの辺りで見つかるはずです。

 

① クライアント(顧客)のオフィス

オリエン(オリエンテーションの略。商品の魅力や差別化ポイント、競合コンペの概略説明などを行う)への参加はもちろん、受注した案件の広告展開の打ち合わせなどを行います。

毎週行われる定例的かつ大きな規模の会議に参加することもありますし、担当者とのピンポイントな会議もあります。

あとは、コンペにおけるプレゼン(プレゼンテーションの略。作ってきた広告クリエイティブを披露する)ですね。外出先のうち、もっとも重要なポイントと言っていいでしょう。

→ プレゼンが上手くなるコツ!発表が苦手な人の3つの特徴

 

② 広告代理店のオフィス

広告制作会社(プロダクション)に勤めている場合は、よく通います。直クライアント(代理店を通さない)でない案件は、この広告代理店から依頼されて動くわけです。

立場としてはタッグを組むわけですから、クライアントとは少しニュアンスが異なりますが、依頼主である点では同じです。粗相のないようにしましょう。

→ 広告代理店、広告制作会社、コピーライターの主な就職先はどこ?

 

③ パートナー企業のオフィス

 

いっしょに広告やWebを作るクリエイターのオフィスですね。デザイナーだったり、イラストレーターだったり、映像制作会社だったり様々です。

いわゆる外注先です。この場合は、こちらが依頼主となるわけです。かといって、横柄な態度をとるのはいただけません。あくまで一緒に作るパートナーであることを忘れずに。

ちなみに、クリエイティブのオフィスなんで楽しいですよ。卓球台があったり、でっかいガンダムがあったり、映像制作系では最新のゲーム機があったり…たまに遊んでます。

 

④ 現地取材

ショッピングモール、不動産、水族館、テーマパーク、大学などなど。現地へ行かないとはじまりませんから、まずは現地へGOです。

想像で済ますのと、実際に空気を吸って、肌で感じるのでは雲泥の差があります。規模の小さな案件でも、現地へ行きましょう。

「案件はオフィスで起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!」です。現場百回、地べたを這いずり回って、コピーライターと刑事さんはどこか似ています。

→ 空想で書いたコピーは弱い!商品やサービスは実際に使ってみよう

 

⑤ ロケハン、撮影

広告やWebに使用する写真や映像のロケハン(ロケーションハンティングの略。「ここで撮影しようか、どんなアングルがいいか」と撮影ポイントを探す。映像系に多い)です。

で、後日に本撮影に出かけます。なるべく天気のいい日を選びますが、お日様が出ないこともあります。そんな時は雲の切れ間を狙って、「撮影スタート!」です。

「コピーライターがそんなことするの?」と思うかもしれませんが、するんです(笑)。理由は映像が好きだから。手を挙げたら何でもできるのがプロダクションの素敵なとこです。

→ 未経験からコピーライターになりたいなら、広告制作会社がおすすめ!

 

⑥ 出張

出張も行きます。これこそ会社によるでしょうが、新幹線や飛行機に乗って各都市へGOです。ときには、海外へ飛ぶことだってあるでしょう。

まぁ、この辺りは一般の会社員さんも同じでしょうが、夜は地元の美味しいものをいただきます。カメラマンさんや他スタッフと行くなら、支払いは領収書を切って会社持ちです。

最初は、「あっ、社会人してるな~」と思ったものです。あと、ビジネスホテルに泊まるだけでもワクワクしました(笑)。非日常って、楽しいですよね。

→ これは楽しかった!コピーライターとして思い出に残る仕事ベスト3

 

⑦ 発表会、展示会

 

レセプションパーティーの類ですね。あんまりないですが、たまにはそんな場所にも出かけます。ドレスコードはまずないですが、いつもよりちょっとだけおめかしです。

ビュッフェスタイルで軽食をいただいたり、クライアントや他社のクリエイターと談笑したり(なかなか高度な社交性を求められますよね)。まぁ、たまには気分転換にいいでしょう。

→ 面接では?毎日の仕事では?コピーライターの服装ってどんな感じ!?

 

⑧ 街

ブラブラしますよ、街。いつもじゃないですが、百貨店とかモールなどを巡ります。

だって、たとえば「枕」を扱うなら、やっぱり寝具コーナーは見とかないと。「どんな人が買いに来てるのかしら」「対象商品は、売り場でどんな扱いかしら」

これも、現場主義です。取材ってほどじゃないですが、現地調査ってとこでしょうか。デスクでうんうん唸ってるより、余程ヒントが落ちてるもんです。

→ コピーライターを華やかな仕事と言う人は、きっと思い違いをしている

 

⑨ カフェ、喫茶店

「さすがにこれはサボってるんじゃ…」そうですね、まぁ他社での打ち合わせの帰りなどがほとんどですが、ホッと一息抜いてます。

わたしはしませんが、「デスクじゃ集中できないんで、カフェでやる」ってクリエイターもいますよ。さすがにその飲食費は経費で落ちないでしょうが、まぁたまにはありでしょう。

 

⑩ 会社近くの公園

「あー、これは完全にサボリ!」かと思いきや、そうとも限りません。デスクで煮詰まることもあります、オフィスじゃいいアイデアが出ないってときもあります。

わたしは歩くと頭が整理されるんで、カフェよりは散歩や公園派です。つまり、いいコピーやアイデアが浮かぶなら、デスクである必要はまったくないってことです。

 

まとめ

今日は、よくあるコピーライターの外出先を10個挙げてみました。

他にもありそうですが、だいたいこの中に収まってるはず。ここで見つからなければ、トイレで隠れて寝てるんでしょう(笑)

コピーライターも人間です。ずーっと気を張ってちゃ、カラダが持ちません。緩めるところは緩めて、ここぞって時には気合いを入れて、メリハリ効かせていきましょう。

 

おすすめ関連記事

残業は?休日出勤は?知っておきたいコピーライターの労働環境

コピーライターには、どれ程のコミュニケーション能力が求められるか?

ライティングだけじゃない!?コピーライターが担う16の仕事

 

「いいね!」で
最新情報をお届けします