東京じゃ、今年は帰省しない人が8割だとか。帰らない代わりに、親御さんから荷物が届いたって方もいるんじゃないでしょうか。
親から届く、故郷の香り。下記は、昨日のパイロットの新聞広告です。
見慣れた母の文字が、
いつもよりうれしかった。人と人との距離が、
少し離れた日々だったから。#パイロット #万年筆 #新聞広告 pic.twitter.com/Oc3grxVkiD— ことばと広告 (@kotobatoad) August 13, 2020
ああ、いい。どれだけ電話で話してても、オンラインでつながってても、やっぱり手書きの文字にほっとするってあるんですよね。
なんでだろ。あの丁寧語のちょっとかしこまった距離感がいいのかな。
キャッチコピーは「見慣れた母の文字が、いつもよりうれしかった。人と人との距離が、少し離れた日々だったから。」
ちなみにうちにも届きます。畑で採れた野菜や、最近じゃ猫の餌とかも入ってるな。
そんなに野菜食べきれないし(冷凍庫がパンパン)、送料のこと考えたらこっちで買うよって言うんだけど、それでも送りたいのが親心なんでしょう。今日も掲載されてました↓
画面越しにつながれる時代に、
わざわざ手紙をもらった。本気で伝えようとしてる、
と思った。#パイロット #万年筆 #新聞広告 pic.twitter.com/bsgWodKjYN— ことばと広告 (@kotobatoad) August 14, 2020
シリーズ広告だと、どうしても2回目以降がインパクト薄くなりますが、個人的にはこっちがより共感性高いかな。
メールやLINEを打てば、数分で済んじゃう内容です。でも、便箋を用意して、ペンを取って、間違えたら書き直したりしながら、手で書く。そうして手間暇かけた分だけ、体温が伝わるのかも。
キャッチコピーは「画面越しにつながれる時代に、わざわざ手紙をもらった。本気で伝えようとしてる、と思った。」
デジタルと手書き、どっちがどうとかじゃないけど、たまにはペンを手に取ってみようか。
急ぎの用事はデジタルで、ちゃんと気持ちを伝えたいときは手書きで。使い分ければ、ちょっと大人。贅沢で豊かな時間の使い方って、そういうことかもしれません。
パイロット新聞広告「見慣れた母の文字が、いつもよりうれしかった。」
5月の連休もダメ、お盆もダメ。年末年始に帰省したきり、会えてない方も多いはず。オンラインは便利だけど、やっぱり直接会うのとは違うから。次は年末、でもそれもどうなることやら…#PILOT #万年筆 https://t.co/FCE8pYt55b
— ことばと広告 (@kotobatoad) August 15, 2020