東京じゃ、今年は帰省しない人が8割だとか。帰らない代わりに、親御さんから荷物が届いたって方もいるんじゃないでしょうか。

親から届く、故郷の香り。下記は、昨日のパイロットの新聞広告です。

 

 

ああ、いい。どれだけ電話で話してても、オンラインでつながってても、やっぱり手書きの文字にほっとするってあるんですよね。

なんでだろ。あの丁寧語のちょっとかしこまった距離感がいいのかな。

 

キャッチコピーは「見慣れた母の文字が、いつもよりうれしかった。人と人との距離が、少し離れた日々だったから。

 

ちなみにうちにも届きます。畑で採れた野菜や、最近じゃ猫の餌とかも入ってるな。

そんなに野菜食べきれないし(冷凍庫がパンパン)、送料のこと考えたらこっちで買うよって言うんだけど、それでも送りたいのが親心なんでしょう。今日も掲載されてました↓

 

 

シリーズ広告だと、どうしても2回目以降がインパクト薄くなりますが、個人的にはこっちがより共感性高いかな。

メールやLINEを打てば、数分で済んじゃう内容です。でも、便箋を用意して、ペンを取って、間違えたら書き直したりしながら、手で書く。そうして手間暇かけた分だけ、体温が伝わるのかも。

 

キャッチコピーは「画面越しにつながれる時代に、わざわざ手紙をもらった。本気で伝えようとしてる、と思った。

 

デジタルと手書き、どっちがどうとかじゃないけど、たまにはペンを手に取ってみようか。

急ぎの用事はデジタルで、ちゃんと気持ちを伝えたいときは手書きで。使い分ければ、ちょっと大人。贅沢で豊かな時間の使い方って、そういうことかもしれません。