いや、もう梅雨が長い。どうやら明けるのは、8月になるそうで…
でも、そんな鬱陶しい気分に、一陣の風をさっと吹かせてくれるCMが届きました。ポカリスエット「ポカリNEO合唱 ボクらの夏」篇です。
いいですね。ステイホーム期間中で、自宅での撮影を余儀なくされた高校生たちが、今度はリアルに集結。ソーシャルディスタンスを守って、思い思いの(?)振り付けでダンス。
ヒロインの汐谷友希さんだけじゃなく、みんなが部活のユニフォームや楽器を手に弾けまくってます。
そうそう、あのプシューって水しぶきを見ないと、わたしの夏が始まらないんだ(できれば、一緒に浴びたい)。今しかない、一瞬を♪水しぶき×高校生の相性は抜群です。
でも、ほんとに観てほしいのは、このCMのメイキングドキュメンタリー。7分半あるけど、短編映画を観るつもりで、ぜひ最後まで↓
ああ、いいな。本編が光なら、こっちは影。もう、高校生じゃないわたしには、むしろこっちがグッときます。
ビデオ通話は楽しいけど、遠くで見かけることが、偶然すれ違うことが大事だった人もいる。このままじゃ、何もせずに夏が終わると嘆くのは高校二年の女の子。そっか、来年は受験だもんね…
普通の高校生活を送りたいだけなのに。それはダメって言われる日々が過ぎてゆく。モヤモヤした思いを胸に、知らない同士が浜辺に集まって、言葉にできない感情を爆発させて。
「わたしたち、みんなの夏が始まって、終わる。」また、それぞれの生活に戻っていく。何もかもが自由になったわけじゃない、いつもの暮らしへ。
でも、たった数時間でも、みんなで一つになったこの夏は嘘じゃない。きっと、永遠に忘れられない一日になる。「誰かといっしょに何かをすることは、やっぱり、こんなにも―」
キャッチコピー「渇きを力に変えてゆく。」の意味を噛みしめる、2020年の夏です。
2020年の春と夏。
ポカリスエットは2本のCMを制作しました。みんなが特別な状況の中で過ごしてきた数ヶ月。夏のCM撮影には、36人の学生がそれぞれの想いをもって集まりました。バックストーリーもちょっと長いですがぜひ。
「ポカリNEO合唱 ボクらの夏 バックストーリー」 https://t.co/RE1WBDtRNi
— 眞鍋亮平 Creative Director (@ryoheimanabe) July 24, 2020
ポカリNEO合唱CM、バックストーリーが本当に「渇きを力に変えて」いた
あっちが光なら、こっちは影。本編が眩しすぎたって方は、ぜひバックストーリーも観てほしい。ただ、普通に高校生活を送りたかった。でも、送れなかった10代の渇き。#ポカリスエット #ポカリNEO合唱 https://t.co/oGYELjVA0F
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 25, 2020