Q. 質問
コピーライターの仕事って、書くことですよね?
A. 回答
もちろん、書くことは仕事の一つです。
が、デスクに向かって書いているのは(仕事内容にもよりますが)業務全体の1~2割程度です。多くの時間を「書く」前段階である「考える」に割いています。
クライアントからのオリエンを受けて、とりあえずペンを手に取って書いていると、仕事している気になります。ですが、そこから生まれるコピーは誰でも思いつくような、ペラペラの言葉でしかありません。
クライアントを知り、商品を知って(使って)、競合を分析して、ターゲットインサイトを深堀りして、商品やジャンルを取り巻く世の中の空気を感じて、やっとコピーを書く準備が整います。
そこから、「では、何を言うか?」を見つけて、「どう言うか?」をまた考えるわけです。コピーライターによっては、「最後の最後まで、コピーは書くな」という方もいるくらいです。
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