コピーライターになるためにセンスは必要か?よく耳にする質問ですね。
わたしも、コピーライターになる前は気になっていました(センスがあると思い込んでましたが 笑)。実際のところ、どうなんでしょう?
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センスは必要か?の前に
実はこの質問、なんとも言えない違和感があるんですよね…で、何なのか考えてみました。
たぶん、センスを生まれ持った才能のように捉えていると感じるからですね。センスって、そんなものじゃないです。言わば、感覚ですから。
では、感覚は何かと言えば、それまでの人生の蓄積です。この先も、努力によって磨いていけるものです。
たとえば、ファッション。自分が中高生の頃を写真を見ると「なんて格好してるんだ!?」と恥ずかしくなることがありますよね。
でも、ファッション誌を読んで、服を買って(失敗して)、誰かのマネをして(失敗して)を繰り返して。色は使いすぎないほうがいいなとか、サイズって大事だなとか、自分にはどんなものが似合うかとか、だんだんとわかってきますよね。
これは、ファッションセンスが磨かれてたってことです。コピーライターのセンスもこれと同じです。
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ある程度のセンスは必要です
で、コピーライターになるのにセンスは必要か?わたしの答えはこうです。採用されるために、ある程度のセンスは必要です。
そりゃ、そうですよね。応募書類や面接でのやり取りに、その人の言葉に対する姿勢が出ますから。これはもう、どうしようもなくにじみ出るものです。隠しようがありません。
文章が読みづら過ぎる、あまりに一般的な感覚に乏しいと感じたら、落とされるでしょう。
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アパレルの面接で、ダサい服を着ていったら…きっと採用されませんよね。よほど、かっこいい or かわいい子なら別かもしれませんが(そう、美醜は生まれ持った才能なんです)。
でも、コピーライターにそれはありません。生まれ持った文章を書く才能…そんなものがあるなら、見てみたいです。
センスは毎日磨いていく
ある程度のセンスは必要…困りましたね。でも、安心してください。よほどでない限り、センスがないという理由では落とされません。
未経験者は粗削りでいいんです。これからプロになっていくんですから。
何より、センスは努力によって磨けます。ぜひ、毎日磨いていきましょう。今日からでもできる方法は、言葉を大切に扱うことです。
人との会話やメディアから発せられる言葉を聞いていて、「なんだか言葉に対する愛情がないな…」と思うことがあります。言葉のプロを目指すみなさんは、それではいけません。
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イチロー選手は、バットやグローブなどの道具をとても大切に扱うそうです。毎試合後、必ず自分でグラブを磨き、バットは専用のジェラルミンケースで運んでいます。
打席の後も、バットを放り投げないことが話題になっていましたね(ちなみにイチロー選手、他の選手の道具は絶対に触らないそうです。手に感触が残るのが嫌なんだとか)。
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まとめ
センスとは才能ではなく、感覚です。感覚とは、それまでの人生の蓄積です。
たしかにコピーライターになるのに、ある程度のセンスは必要です。でも、それはほんの一部です。それよりも、言葉を大切に扱って、日々センスを磨いていきましょう。
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