毎年、各出版社の文庫本フェアがはじまると「あぁ、夏が来たんだな」と思います。

というわけで、新潮文庫の100冊。今年もキャッチコピーは「この感情は何だろう。」ですが、今朝の新聞広告でこんなメッセージを。

 

 

そっか、誰もいなくなっても、本だけはどこへもいかないか。

キャッチコピーは「本は、そばにいるよ。」きみは、一人じゃないよ。キャラクターのキュンタと本屋のおじいさん(?)が、背中に合わせで本読んでるのかわいい。

 

ボディコピーもいいから、デジタル写経しときましょう。

疫病にも、戦争にも、未曾有の不況にも。失恋にも、どんな失敗にも、悲しい別れにも。なんだかんだ、人類はへこたれない。

そんなエールが、知恵が、ヒントが、本にはあると思うのです。この夏も、本屋さんへ。

 

飲食店や旅行業界に目が行きがちだけど、コロナの影響で本屋さんだってきつかったはず。

インプットするだけなら、デジタルで十分かもしれないけど、やっぱり街の本屋さんがなくなると寂しい。店頭の平積みを眺めるだけで、世情がなんとなくわかったりするから。

 

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