今年は、全国各地の花火大会が軒並み中止だそうで、あっても人が集まらないようにゲリラで開催されるんだとか。仕方ないとはいえ、ちょっと寂しい夏です。

そんな中、信濃毎日新聞の広告企画が話題に。下記は、読者さんのツイートです。

 

 

ああ、いい。張り出した紙面に映る、色鮮やかな大玉の花火。いい感じの音楽までついて、湖面も美しく揺らめきます。

AR(拡張現実)を活用した新聞広告、その名も「実験ARおうち花火大会」。長野県の「諏訪湖祭湖上花火大会」も中止になったそうで、その代わりだとか。

 

実験大成功じゃないでしょうか。多くの人が、特等席で大輪の花火を堪能しました。

キャッチコピーは「離れることで、見えたもの。」ちゃんと、スポンサー(養命酒とスカパー)が入った広告として成立している点にも注目です。紙面詳細はこちら↓

 

 

離れることで見えたものが、この夏私たちを少し強くしてくれるはずだ。

たしかに、コロナによって失ったものはたくさんあるけど(ありすぎるけど)、逆に見えてきたものもあるんでしょう。変えなきゃいけないこと、変わらなきゃいけないこと。

 

仕事に飲み会、いろんなことが、案外リモートでいけそうなこと。

でも、ほんとに大切な人とは、やっぱり直接会って話したいこと。年に数回でも、帰省して親の顔を見たり、孫の顔を見せたりすることは、かけがえのない時間だったこと。