コピーライターに興味はあるけど、なんとなく躊躇してしまう。書くことは好きだけど、それがコピーライティングなのかどうか確信が持てない。
その気持ちよくわかります。わたしは「これだ!」と見つけたら、周りが見えなくなって突き進むほうですが、人生の選択にはいつも不安や迷いが付きものです。
今日は、コピーライターという仕事に興味を持ち始めたあなたの背中を、そっと後押しするメッセージです。
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興味を持ったなら、一度やってみればいい
「人生100年時代」です。年金の受給年齢もどんどん引き上がり、現在20歳くらいの方は、おそらく80歳近くまで働く世の中がやってきます。
あなたが今、仕事を通じて生きる喜びを感じているなら、何の問題もありません。そのまま、その仕事に邁進するべきです。それを見つけられる人のほうが、断然少ないんですから。
でも、いま一つ充実感を得られない。なんとなくこれじゃないような気がするなら、思い切って環境を変えるべきです。長い人生です、一度きりの人生です。本当にやるべきことをやりましょう。
このサイトでもよく書いていますが、ものを書いて生きていきたいあなたにとって、コピーライターは十分現実的な選択肢です。
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やりたいことが見つからない。いろんなことに興味はあるけど、イマイチ何をすればいいかわからないという方もいるでしょう。
わたしが、大学を卒業して25歳までがそんな感じでした。書くことに興味はあったけど、正直それで食べていける気がしなかった。具体的なイメージがまったく描けなかった。
でも、今は断言できます。コピーライターは十分に稼げる職業です。いたって普通の人間のわたしが、ここまで来れたんだから間違いありません。
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他の書く仕事はどうかわかりませんが(やったことがないので)、広告やWebという大きなビジネスの世界で、確実に必要とされるのがコピーライターです。
考えてもみてください。あなたが朝起きてから今まで、数えきれないほどの文字情報に触れているはずです。だってコミュニケーションとは、つまるところ言葉ですから。
コピーライターは、広告コピーを書く業務だけを担っているのではありません。言葉によるコミュニケーション全般に関わり、言葉で人や人の心を動かす仕事です。
現に、未経験歓迎でもコピーライターの求人はたくさんあります。経験者ともなれば、まさに引く手あまた。技術を身に付けた優秀な人材は、どこからも引っ張りだこです。
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やってみなければ、向き不向きはわからない
それでも不安ですか?そうですね、誰しも経験していないことは不安なものです。
こう書いているわたしだって、なる前はやっぱり不安でした。でもそれよりも、「いいものを作りたい!」という気持ちや、知らない世界を知るワクワク感のほうが大きかったです。
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書くことは好きだけど、それがコピーライターではない気がしますか?そうかもしれません。あなたに本当に向いているものは、コピーライターの他にあるのかもしれない。
それは、ライターかもしれないし、小説家や脚本家かもしれない。作詞家かもしれないし、放送作家かもしれない。
実は書くことではなく、文章をチェックする校正・校閲の仕事かもしれない。あるいは辞書の編纂かもしれない(『舟を編む』は、ほんと素敵なお話です。言葉が好きなら、ぜひ)。
それは、誰にもわかりません。一番わかる可能性が高いのは、あなたです。いや、あなただって本当のところは、いざやってみないとわからないでしょう。
そんなもんです。わたしは25歳で「広告だ、コピーライティングだ!」と思いましたが、あれだって思い込みだったのかもしれない。
答え合わせは、数年後あるいは数十年後です。数年後に「おや…」と思ったら、他の仕事にスライドすればいいじゃないですか。
他の書く仕事でもいい、何かものを作る仕事でもいい。まったく違う世界に飛び込むにしても、相手の心に届くように、言葉によるコミュニケーションを磨いた経験は必ず活きます。
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少なくともわたしは、この世界に飛び込んで良かったと思っています。
そりゃ、大変なこともありました。もう何も言葉が出てこない。絞っても水の一滴も出てこないと、途方に暮れることもありましたが、なんとかなるもんです(笑)
何より、書くことを武器にこうしてみなさんに情報を発信できているんだから幸せです。これも、10数年前のあのとき、一歩を踏み出したからだと思うわけです。
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まとめ
「コピーライターになりたいけど…」と、不安や迷いを抱えている20代へ。興味を持ったなら、一度やってみればいい。やってみなければ、向き不向きはわからないという話でした。
わたしの感覚では、“動かないこと”は“動くこと”よりリスクがあります。
小さくてもワクワクする光を見つけたら、あれこれ考えずに走り出す。それが、人生をより自分にフィットするように調整していくカギです。
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