もう毎年恒例ですね、宝島社の企業広告/新聞広告。お正月をちょっと外したこの時期に出るのが最近の傾向でしょうか。
朝からざっと拾って、ツイートしてました。じっくり見てほしいので紙面も掲載します。加筆&調整しますが、まずは速報として。
朝日新聞
出典:宝島社 https://tkj.jp/company/ad/2020/index2.html
「ハンマーを持て。バカがまた壁をつくっている。」ベルリンの壁崩壊から、もう30年ですか。
たしかに壁はそこら中にあります。そういや新年早々きな臭いニュースも飛び込んでました。メキシコとの国境にでっかい壁をつくったあの大統領のことも、多少かかってるのかな。
制作は電通で、クリエイティブディレクターは磯島拓矢さん、コピーライターは上田浩和さん、小山佳奈さんとなっています。
今朝の宝島社の新聞広告、つぎは朝日新聞。
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ハンマーを持て。
バカがまた壁をつくっている。#宝島社 #新聞広告 pic.twitter.com/ncUvQI6OHq— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 6, 2020
日本経済新聞
出典:宝島社 https://tkj.jp/company/ad/2020/index3.html
「次のジョブズも 次のケネディも 次のアインシュタインも、きっと、女。」
すごいですね、ボディコピーにある“エライおじさん”は、だいたい日経読んでますからね。2020年代のはじまりを象徴するような広告かもしれません。
こちらも制作は電通で、クリエイティブディレクターは磯島拓矢さん、コピーライターは上田浩和さん、小山佳奈さんです。
今朝の宝島社の新聞広告、まずは日経新聞。ぜひ、ボディコピーまで読んでほしい。
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次のジョブズも
次のケネディも
次のアインシュタインも、
きっと、女。#宝島社 #新聞広告 pic.twitter.com/ZQuRdEmFNO— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 6, 2020
上から順に、読売新聞(赤)・毎日新聞(青)・日刊ゲンダイ(緑)
出典:宝島社 https://tkj.jp/company/ad/2020/index.html
長谷川町子さんの『いじわるばあさん』。日刊ゲンダイは映画『カサブランカ』のパロディです。
「長寿先進国、おめでとう。」そう、世界のどこよりも超高齢化社会を経験するってことは、その分知見を蓄えて、世界へ還元できるってことですから。
でも、なんでだろ。宝島社が言うと、皮肉に聞こえるから不思議です。制作はADK、コピーライター、クリエイティブディレクターは三井明子さんです。
ヤなことは見えない。
メンドーなことは話さない。
ツゴウのわるいことは聞こえない。(読売)なんで、
長生きしたかったんだっけ。(毎日)昨日?そんな昔のこと、わからないね。
明日?そんな先のこと、わからないよ。(ゲンダイ)長寿先進国、おめでとう。宝島社 pic.twitter.com/pp1xMh72Z7
— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 6, 2020
で、せっかくなんでと、各紙をまとめたツイートです。
それぞれインパクトあったのは間違いないですが、今年は特に各紙面の違いがおもしろかったかなと。反体制の朝日、ビジネスの日経。あとは…コメントしにくいですね。
せっかくなんで、各紙見比べてみましょう。なんか、そっちが肝のような気がしてきました。
(左上)日経
(右上)朝日
(左下)読売
(右下)毎日#宝島社 #新聞広告 pic.twitter.com/kieJNVmvnF— ことばと広告社 (@kotobatoad) January 6, 2020
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