今日は2020年7月24日、本来なら東京オリンピックの開会式が行われるはずでした。でも、コロナの影響で1年の延期が決まり、来年もどうなるか、まったくわかりません。
そんななか、今朝、目に飛び込んできたのがこんな新聞広告です。
ボディコピー、拡大です。#Tokyo2020 #Tokyo2020Plus1 #新聞広告 pic.twitter.com/goc3qhqS7z
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 23, 2020
キャッチコピーは「その炎は、まだ消えてはいない。」
東京はあきらめない、来年の開催を信じてる。聖火は、いまも燃えつづけている。闘病生活からカムバックした池江璃花子選手とも重なって、強い意志を感じるメッセージとなっています。
コロナのこともあり、いろんな意見が飛び交うオリンピックです。
ただ、選手たちだって人生がかかってます。競技にもよるでしょうが、スポーツで身を立てることは、並大抵のことじゃないでしょう。おそらく、トップアスリートでさえも。
そんな彼らが、活躍してメダルでも獲れば、一気にブレイクするチャンスがあるのがオリンピックです。もう、年齢的に4年後はないという選手だって、たくさんいるでしょう。
そんな選手たちの気持ちを思うと、どんな形でもいいから開催されてほしい。なんとか中止だけは回避してほしい。
だって、わたしたちはこれまでに何度も、アスリートが挑戦する姿に勇気、いや人によってはそれ以上の“生きる希望”をもらってきたじゃないですか。
オリンピックがなければ、
平凡な夏でした。ほんとなら、今日が開会式だったそうで、このCMを思い出した。今年は、違う意味で平凡な夏じゃないけど。五輪の位置づけは、当時とは少し変わったかもしれないけど、このコピーは色褪せない。情緒とは、こういうことだと思う。#民放連 #1996年 pic.twitter.com/VDovdLdlEr
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 24, 2020
メッセージ動画もありました。「1年後、オリンピックやパラリンピックができる世界になっていたら、どんなに素敵だろうと思う。」
ステイホームの期間中、世界各国で「音楽や舞台といった芸術は、生活に不可欠なものである」と謳われました。スポーツもまた、同じだと思うのです。
TOKYO2020+1「その炎は、まだ消えてはいない。」
いろんな思惑あるでしょうが、関係者やアスリートの祈りにも似た願いが沁み込んだメッセージ。「+1」は、1年延期されたことを前向きに捉えようという、SNSの投稿からだそうです。#Tokyo2020Plus1 #池江璃花子 #新聞広告 https://t.co/eKb7jwW2mX
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 24, 2020