今日は、グッときた広告コピーの紹介です。しばらく更新サボってたんで、久しぶりですね。
芦田愛菜さんを起用した、「天才はいない。」のコピーでお馴染みの早稲田アカデミー。その夏期講習会の広告です。さっそく見てみましょう。
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コピーライターは、三井明子さん
うちのツイートがこちら↓
どれもいいコピー。勉強の話だけど、仕事も同じだと思う。決定権を持ってる親御さんにもしっかり届きそう。コピーライターは三井明子さん。#早稲田アカデミー #芦田愛菜 pic.twitter.com/Jo9xR2EjDq
— kotoha|ことばと広告社 (@kotobatoad) 2019年6月17日
おかげさまでちょっと広まりました(ありがとうございます)。やっぱり多くの方が、いいなと感じたんだと思います。コピーライターは三井明子さん。
「天才はいない。」もそうなのかなと思って調べたら、そちらはコピーライターの渋谷三紀さんでした。どちらも女性なんですね。
小さいときの芦田さんとの“共演”で、成長を感じさせるビジュアルもいいですね。上記のツイート以外にもコピーがあるんで、まとめて並べておきましょう。
とつぜん、自転車に乗れたように、とつぜん、勉強の視界もひらける。
たいせつなのは、すぐにわかることじゃない。ほんとうに、わかること。
苦手だと思うと、苦手になっちゃう。友だちも、勉強も。
一問 解けると、もう一問 解きたくなる。そのくりかえし。
視界のひらけた場所に立ったキミは、もう、昨日までのキミじゃない。
共感性の高いコピーはやっぱり強い
今回の広告、足腰がしっかりしてるんで、今後もまだまだ注目を集めそうです。
まずは、芦田愛菜さん本人同士(?)の共演というアイデア。「改めて、愛菜ちゃん大きくなったなぁ」なんて会話が生まれそうですね。もはや国民の娘って感じでしょうか。
あとは、やっぱりコピーの共感性の高さでしょう。先ほど挙げたコピー、「どれもイマイチ、ピンと来ない」って方は少ないんじゃないでしょうか。
「あー、わかる」とか「そうそう、そうだった」っていう共感が「この広告好き」となり、「こんな広告を出す塾ってどんなだろう?」となって、認知が広まっていきます。
そして、わが子を夏期講習に通わせようかってときに、数ある塾の中から検討の候補に入る。
もちろん生徒さん本人にも響くと思いますが、地に足の付いたコピーやコミュニケーションの手法を見てると、やはりメインのターゲットは親御さんなのかなと。
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まとめ
というわけで、芦田愛菜出演「天才はいない。」の早稲田アカデミー、最新広告のコピーも秀逸でした。
ほんと粒ぞろいのいいメッセージです。ちなみにわたしのイチ押しは「たいせつなのは、すぐにわかることじゃない。ほんとうに、わかること。」
本質を捉えようとする感じがいいですね。仕事もまったく同じだと思います。あなたの推しはどれですか?ほら、さっそく話題になってる。ではまた。
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