日本の働き方が変わろうとしています。だいぶ遅れていたオンライン化や多様化が、やっと前に進もうとしています。皮肉にもコロナの影響で、やはりIT業界から。

というわけで、今朝のヤフージャパンの新聞広告。下記は、ヤフーの川邊健太郎社長のツイートです。

 

 

おお、真っ赤。ヤフーの新聞広告は一目でそれとわかるのが強い。今朝のわたしのツイッターのタイムラインも赤く染まりました。

キャッチコピーは「オンラインに引っ越します。」

 

一瞬「ん?」となりますよね。わたしはなりました。ヤフーって、もともと超オンラインだよねって。

でも、真意はそうじゃありません。ヤフーは確かにオンラインだけど、働き方はオフラインがメインだった。でも、これからは働き方もオンラインでいくよと宣言したのです。

 

昨日、ヤフーが他社で働く副業人材を約100人募集するというニュースがありました。しかも、募集するのは、事業戦略のアドバイザーや中核をなすエンジニア。

このニュースに、なんだか新しい風が吹くのを感じた方も多かったはず。そして、翌日の朝刊にこのメッセージです。綿密に練られた広告戦略を感じますね。

 

そして、社長もつぶやかれてますが、ツイッターで散見されたのが「この広告をオフラインでやるのがおもしろい」という感想。

たしかに新聞広告は、オフラインの象徴とも言えるメディアです。

 

でも、どうでしょう?この記事を読んでいるあなたも、社長のツイートを見た方も。多くの方が、オンラインでこの広告を見ている。

2020年代は働き方が多様になるとともに、オンラインとオフラインの境目が曖昧になっていく10年になるのかもしれません。