BOSSのCM、中島みゆきさん『ホームにて』を聴くまで、望郷の想いなんて忘れてた

普段あまり音楽を聴かないんですが、久しぶりにグッときました。といっても、新しい曲じゃないです。中島みゆきさんの『ホームにて』

そう、いまサントリーBOSSのCMで流れてる曲です。1977年リリースなんで、もう43年前ですか。さすがにリアルタイムでは聴いてません。というか、今回初めて知りました。

 

 

ちょっと、歌詞の一部を引用させてください。

ふるさとへ向かう最終に
乗れる人は急ぎなさいと
やさしいやさしい声の駅長が
街なかに叫ぶ
振り向けば空色の汽車は
いまドアが閉まりかけて
灯りともる窓の中では
帰りびとが笑う
走りだせば間に合うだろう
かざり荷物をふり捨てて
街に街に挨拶を
振り向けばドアは閉まる

 

知ってる人には、何を今さらでしょうが。正直、ボロボロ泣きました。なんだろうなあ、そこまで望郷の念が強いほうじゃないと思ってたんですが、歳のせいでしょうか。

もう、冒頭からダメなんです。「ふるさとへ向かう最終に 乗れる人は急ぎなさいと」

普通なら「最終に乗る人は急ぎなさい」ですよね。でも「乗れる人」なんです。そう、乗りたくても乗れないんです。でも、もしまだ間に合うなら、これが最終ですよと。

 

いつの間にか背負ってた「かざり荷物」を捨てても、乗れない汽車がある。それならいっそと燃やしたくても、ネオンライトじゃ燃やせない乗車券がある。

やっぱすごいです、みゆきさん。最初の数行でパッと情景が浮かぶんだもの。

無理にコピーに結び付けることはないですが、仲畑貴志さんのコピー「帰りたい町が見えた。正しく言うと、帰れない町が見えた。(BIGJOHN / 1981年)」を思い出しました。

 

コピーライティングと作詞はまた違うけど、みゆきさんとじゃ比べようもないけど、こんな言葉を紡ぎたい。そう思わせてくれた、BOSSのCMに感謝です。

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