コピー上達の近道は、いいコピーをたくさん見ることです。

なるべく、いろんなコピーライターの仕事を見ましょう。一線で活躍する先輩の仕事からは、必ず学びや気づきがあります。

と構えなくても、言葉好きなら見ているだけで楽しめます(笑)。そこで今日は、名作コピーを集めた本をご紹介しましょう。

 

名作コピーを集めた本 厳選5冊

コピーを集めた本はたくさんありますが、今日はわたしがよく見る、おすすめの5冊をピックアップしました。

① 日本のコピー ベスト500

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まずは、このサイトでもよく紹介するこちらです。

日本を代表する広告クリエイター10人が、コピーのベスト500を選んでいます。ベスト10には全員の、ベスト100にはそのコピーを推す人の選評が付いています。

一流のコピーライターが、他の人が書いたコピーをどう見ているかがわかって、興味深いです。

10位までは広告ビジュアルが付いていますが、それ以下はコピーのみです。最初は、それがちょっと物足りないかなと思いましたが、純粋にコピーを楽しめると思えばそれも良しです。

さて、稀代の広告クリエイター10人が選んだ1位は、誰のどんなコピーでしょうか?

 

② 心に残る名作コピー

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こちらは、広告のビジュアルも掲載されています。後で紹介する、コピー年鑑に近い感じですね。

一番の特徴は、年代別に分けられている点です。「広告は時代を映す鏡」なんて、言われますからね。広告やコピーの表現が、時代とともに移り変わるのがわかっておもしろいです。

メジャーなものが多いので、きっと「あっ、これ見たことある!」ってのが見つかると思います。

 

③ キャッチコピーの表現別 グラフィックス

こちらも広告のビジュアル付きです。一番の特徴はタイトルにもある通り、表現別で分類されている点ですね。

顧客心理型/企業メッセージ型/ユーモア・言葉あそび型/イメージ型etc…と言っても、あまりそれを意識して見たことはありませんが(笑)

パラパラと眺めているだけで、「なるほどな…」と参考になります。どちらかと言えば、メジャーなものは少なく、あまり他では見たことないものが多いですね。

地方の広告も多いです。限られた予算の中で、あの手この手で表現が工夫されていて、おもしろいですよ。

あなたがコピーライターになって、はじめに担当するであろう”予算規模の小さな広告”のアイデアが詰まっています。

 

④ 何度も読みたい広告コピー

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こちらは、ボディコピー(キャッチコピーの次に来る、長めの文章)を紹介した本です。モノクロですが、広告のビジュアルも載っています。

ボディコピーは、キャッチコピーとはまた違った難しさがあります。誰も求めてはいない広告で、文章を最後まで読ませるには、相当な技量が必要です。

顧客目線型/企業・商品メッセージ型/第三者メッセージ型/物語型の4つに分類されています。

手紙のようだったり、短編小説のようだったり。中には、グッと泣かせるものもありますよ。読み物としてもおすすめです。

 

⑤ コピー年鑑

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最後はこちら、コピー集の定番ですね。

TCC(東京コピーライターズクラブ)賞の受賞作品を中心に、テレビ/ラジオCMから新聞広告、ポスターまで、話題になった広告がまとめられた一冊です。

テレビCMも絵コンテのように、コマのカットとすべてのナレーションが載っています。とても勉強になって、見ているだけでワクワクする一冊ですが、21,600円(税込み)と高価です。

大型書店で立ち読みするか(めちゃめちゃ重いですが)、狙い目は図書館ですね。最新のものを置いているところは少ないでしょうが、上手くいけば取り寄せてもらえるかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?気に入ったものがあれば、手元に置いておきましょう。今回紹介した本は、少し大きめの本屋さんならだいたい置いています。

面接では、「これまでに、印象に残っているコピーを教えてください」と聞かれることもありますからね。その参考にもなると思います。

 

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