メタファーはハマると効くんです。たとえツッコミみたいなもので、すごくわかりやすい。
というわけで、昨日Twitterを賑わせた『こくみん共済』の記事広告。下記は、担当されたコピーライター森下夏樹さんのツイートです↓
ドラえもんと出会いのび太の未来は変わった。現実にドラえもんはいないけど、僕らものび太と同じように未来を変えていけるんじゃないか。そんなことを妄想しながら筆をとりました。@kokumin_kyosai
『ドラえもんがのび太をたすけ続けるワケと、未来をよりよく変える方法』https://t.co/sQ9ht0ugNx
— 森下夏樹|コピーライター (@natsukilog) December 7, 2019
ぜひ、記事まで読んでください。というか、そこが広告です。やさしい言葉で、上手く興味をつないでくれて、さいごまでグイっと読めると思います。
著名なコピーライターや発信者の反応が、ビビッドで印象的でした。
これ、広告だから。
これからは、広告の文章は
なんやヘタレみたいなキャッチコピーと
まあ短めのボディコピーだよ、
みたいなもんじゃなくてこういう気合いの入ったものになる。https://t.co/FGosKbnXFp
— 田中泰延 (@hironobutnk) December 7, 2019
みんな、正解を出すのもいいけど、引用したツイートの元の文章も読んでね。その全体がよかったのでリツイートしたのです。 https://t.co/QVRCjMfqct
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) December 7, 2019
なるほど。確かにコレは読ませる広告だ。共済=相互扶助をこれほど面白く、シンプルに、希望的に解説した文章を僕は知らない。エンタメ+作家性=未来の広告かも。/ドラえもんがのび太をたすけ続けるワケと、未来をよりよく変える方法
こくみん共済 coop /ENJOY たすけあい
https://t.co/2y4xBV84pV— 指南役 (@cynanyc) December 7, 2019
「助け合いは大事だよ」「みんな、もっとお互いのこと思いやろうよ」とストレートに言われても、なかなか「うん、そうだよな」とはなりません。
だって、そんなのみんなわかってるから。
でも、こうやって馴染みのある関係性やシーンを例に挙げられると、「そうなのかもな」って気がしてくる。すてきな広告でした。たくさん読まれるといいな。おまけ↓
コピーライターは、わりと普通の人が向いてると思う。
人がおかしいなと思うところで、同じように引っかかり、人が楽しいなと思うところで、いっしょに喜べる。
ひと言で言うなら共感性。たとえるならのび太くん、結婚前夜の。 pic.twitter.com/OgTDj6qHCA
— ことばと広告社 (@kotobatoad) June 3, 2019
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