増えましたよね、LGBTQをテーマにした広告。ここ1~2年で一気に増えたんじゃないかな。こうして「みんなの当たり前」になっていくんです。常識を塗り替えないと。
というわけで、今日の朝日新聞。Netflix(ネットフリックス)の新聞広告です。
いいですね。今日10月11日は、カミングアウトデーだそうで、そこにぶつけてきました。
キャッチコピーは「この日、観てほしいシーンがある」ボディコピーもとてもいいんで、書き起こしておきましょう。
どんな相手を愛し、どんな恋愛を望み、どんな自分らしさを求めるのか。それは、一人ひとり違う。
自分らしく、ありのままに生きることは、誰にも否定できないということを、このシーンは教えてくれる。
10月11日は、カミングアウトデー。いろんな性のあり方を認め合い、誰もがオープンにできる世界を語り合おう。
違ってあたりまえ。そう思う人が増えれば、カミングアウトなんていらない。それは、自然な会話のひとつになっていく。
いや、ほんと。いまだに無理解な発言とかありますからね。
本気で常識をアップデートしていかないと、いつの時代を生きてるんだと思われちゃいます。自分が経験ないことに、思いを馳せる力のことを「想像力」って言うんです。
しかも、日本のLGBTQ層の割合は8.9%。これは左ききやAB型の割合と同じくらい。想像じゃないんです。それだけの数の人が、オープンにできず苦しんでた。いまも苦しんでるってことです。
「あたりまえのことを、あたりまえに言える時代へ。」切に願います。
10月11日は、カミングアウトデー。いろんな性のあり方を認め合い、誰もがオープンにできる世界を語り合おう。違ってあたりまえ。そう思う人が増えれば、カミングアウトなんていらない。それは、自然な会話のひとつになっていく。
あたりまえのことを、
あたりまえに言える時代へ。
#今朝の新聞広告 pic.twitter.com/j0I7YpoF20— ことばと広告 (@kotobatoad) October 10, 2020