36名の方が亡くなり、33名の方が重軽傷を負った京都アニメーション放火事件。まだ記憶も生々しい、戦後最悪の殺人事件です。
あれから、一年。今日の京都新聞の朝刊に、こんな全面記事が掲載されました。
今日はあの忌まわしい京アニ放火事件から一年が経ちます。ただただ亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。。今日の京都新聞には追悼記事が掲載されてます。 pic.twitter.com/BAJs4PQ3rd
— 最長老 (@saityorou) July 18, 2020
大見出しには「生きた証し、ここに」
京都新聞では、「エンドロールの輝き」として連載記事を掲載。36人のアニメーターの足跡を辿っていたんですね。36の数字からは、うかがい知ることのできない特別な物語。
紙面中央には、それぞれのアニメーターのイラストや言葉。そして、その下には「けいおん!」「聲の形」といった、京アニ作品の年譜とキービジュアルが並びます。
少し引いて見ると、そこに浮かび上がるのは一輪の花。
志半ばにして、突然に、理不尽に命を奪われたクリエイターの無念さやいかに。親御さんや家族の悲しみやいかに。後遺症に苦しむ方も、少なくないはずです。
国内はもちろん、京アニには海外のファンも多く、事件後たくさんのメッセージが寄せられたと聞きます。きっと一周忌の今日も、世界中で哀悼の想いが捧げられることでしょう。
アニメを通じて世の中に、夢や希望、生きる喜びを届けたアニメーターたち。その彼らが、なぜ命を落とさなければならなかったのか。
この問いに、答えは見つかりません。わたしたちが納得できる理由など、あるはずがないのだから。ただ、無常の鐘が、祇園祭のない京都の街に響き渡ります。合掌。
生きた証し、ここに#京都新聞 #京都アニメーション #PrayForKyoani https://t.co/kDTL5nOjUc
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 18, 2020