3月31日、河北新報(宮城)にこんな新聞広告が掲載されました。

 

 

ああ、いい。今からする余計な説明が、もうぜんぶ野暮に思えるほど。

キャッチコピーは「思いが届く、というあたり前を 今日もかなえよう。」郵便配達は決して派手な仕事じゃないかもしれない。でも、今日も誰かの便りを待っている人がいる。

 

「心の整理ができたことから、言葉になっていくのだとしたら、手紙を届ける仕事は、誰かの一歩になれているだろうか。」もしかしたら、震災で無力感を覚えたのかもしれない配達員さんの言葉。

「走れ。一通のために。」押さえのコピーがグッと胸に迫ります。

 

きっとわたしは、こんな広告を届けたくてTwitterを、このサイトをやってるんだ。

コピーライターは姉川伊織さん。そう、わたしは彼のコピーが好きだ。その温度や湿度、そして静かな語り口が。下記は姉川さんのコメントです。