今日紹介するのは、JRAのG1レース告知シリーズ「宝塚記念」2011年の広告です。

 

 

誰かのために人は笑う。

おもしろいから人は笑う。愉快だからと人は笑う。でも、ツラいからこそ笑うときだってある。ツラい顔してると、余計にツラくなるから。

 

だったら、安心させるために笑うというのもあるだろうか。

どうしようもなく行き詰ったとき。励ましの言葉より、頑張れのメッセージより、ホッとするのはいつもの笑顔だ。「ああ、これくらいたいしたことないのかも」と思えるから。

 

目的地はここだったのだと思った。

この笑顔がそばにあるなら、やっていけそうな気がする。仕事よりも、確実な未来よりも、大切なものを彼は見つけたのかもしれない。