盛り上がってますね、平昌オリンピック。あまり熱心に観たことなかったんですが、見応えがあります。羽生結弦選手の金メダルに、感動した方も多いんじゃないでしょうか。
あと、藤井聡太五段の朝日杯将棋オープン戦優勝。15歳の中学生が、全棋士参加の棋戦を制するという快挙を達成しました。
フィギュアスケートと将棋、競技は違えど若い世代の活躍に胸を熱くしたここ数日。今日は、そこから考えたことです。
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アスリートやいい作品は刺激をくれる
まったく違う個体が、極限までトレーニングを積んで、100分の何秒の違いしかないというね。ほんと、人間の限界に挑戦してるんだろうな。これが結果を出したアスリートが、無条件で尊敬される理由だと思う。 #スピードスケート
— ことは@コピナロ (@copinaro) 2018年2月14日
というか自分の仕事でないと、ほんとのほんとの奥底では心震えないのかもね
— ことは@コピナロ (@copinaro) 2018年2月17日
ツイートした通りですが、これまでの人生を振り返ると、人の仕事に心を震わせてきたことが多かったなと思います。映画とかドラマとかも含めて。
アスリートの活躍は胸を熱くしてくれます。そこに至るストーリーやトレーニング風景を追いかけたドキュメンタリーは、モチベーションを上げてくれます。「わたしも頑張ろ!」というやつです。
もちろん、これが悪いわけじゃありません。わたしも観ますし(むしろ、好んで)、何よりアスリートの社会的な役割はそこにあると言ってもいいでしょう。
いい映画や小説、料理や建築なんかもそうですね。この世は人の仕事でできています。わたしたちが心を震わせることの多くは、誰かの仕事によるものです。
生きる活力や希望、ときには「えいっ!」と一歩踏み出す勇気をもらったりします。これも芸術の大きな役割であり、存在意義だと言えます。
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やはり、クリエイターは与える側に
でも、わたしたちコピーライターは作る側の人間です。広告やWebはアートではなくビジネスですが、人の心を震わせることはできます。
クリエイターでなくても同じですね。人の仕事はあくまで「きっかけ」。もらうモチベーションも決して長く続くものではありません。だって、それは人の仕事だから。
日々トレーニングを重ねて、ギリギリのところで勝負するという意味では、クリエイターだってアスリートなんです。
せっかくものを作ることが好きで、作る側にいるんです。誰もが「あっ…」と一瞬声を失うようないい仕事を目指しましょう。自分の仕事で心を震わせましょう。
もし、作って発信することに慣れてしまい、心がマヒしているなら、ちょっとだけ立ち止まって足元を見つめましょう。
そこはあなたが望んだ、書くことで表現できるポジションです。今も、その席を喉から手が出るほど欲しい若者がいます。
もし、あなたがかつての志を失っているなら、何かを変えるタイミングが来ているのかもしれません。一番マズイのは違和感に気付きながら、気付かないフリをすることです。
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まとめ
人の仕事もいいけど、クリエイターはやっぱり自分の仕事で心を震わせよう。アスリートやいい作品は刺激をくれる、やはりクリエイターは与える側にという話でした。
書いてて気付きましたが(もしかして、読んでいる方も?)、これはわたし自身へのメッセージです。もっと攻めよう、そう感じたここ数日でした。アスリートに感謝です。
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